2010年11月28日日曜日

もうすぐ!

襟ぐりと、前たてを仕上げました。

前から見てみる。



右から。



そして、左から。



だいぶ、洋服らしく見えてきた。あとは、袖を付けて、ボタンを付けると仕上がります。
人によっては、編んでるときは楽しいけど、綴じたりするのが面倒くさい、と言う人もいますが、私は、綴じる作業は、とても好き。(ゴム編み止めなんてとくに好き。)
だんだんと、服になっていくのが一番実感できる作業なので。
あと、もう一歩って気分にもなるし。
ゲージ通り、ぴったり編めてるともう、しあわせ。



ところで、今日は、ギョーザとチャーハンを作りました。たっぷり。
チャーハンって、そんな、「作る」と思って作ることないんですけどね。
ならどうしてか、と言うと。。。。




コレです。
『暮らしの手帖の評判料理』 冬の保存版!!
定番からちょっと手の込んだもの、お菓子にお味噌、お節からお弁当まで、美しい写真と丁寧なレシピで、読みものとしても優れている、相変わらずのハイクオリティです。

そこに、中華のシェフ直伝のチャーハンとギョーザレシピが載っていて、それがもうめっちゃおいしそうで食べたくなって、作ってみたのです。
こういう定番のものって、作り方知らないわけでもないし、特に目新しい作り方とか、知らなかった材料とかがあるってわけじゃないんですよね。
そのかわり、細かいコツみたいなのがあって、それを取り入れるだけで、格段においしく仕上がる。
とくに、チャーハン!
ソッコー食べられてしまったので、写真撮れてないんですけどね、ホントおいしく出来ました。
おススメです。

私としては、暮らしの手帖には、長尾智子さんのレシピがよく載っているのでうれしい。
普段のご飯なのに、ちょっとエスニックな要素が入るだけで、食べたことない味になるところが、好き。
あと、オーボンビュータンの、河田さんのお菓子レシピも。

どれも、写真がとてもおいしそうで、実際作ってみてもおいしいレシピばかりです。

2010年11月26日金曜日

ぱちり

お財布をどこかに落して、それに全然気付いていない、というのを、この2ヶ月連続でやってしまい(今朝もやってしまった)、結局、車の中とか、玄関とか、そんなので済んではいるのですが、どうも病み上がりなのか気が抜けていてイカン…、ってことで、前髪を切りました。めっちゃ短く。
なんか、前髪が短いと、しゃきっとするじゃあないですか。いろいろと、よく見えるようになるし。

そして、気分をあげるために、すきな服を着る。
この秋、いちばん気に入ってる上着とストールの組み合わせ。




そして、にばんめ。



おうちにトルソーがあると、こんな着せ替えもできちゃうのね、と、昨晩はじめて気付いたので、ぱちり。
またやるかも。

2010年11月25日木曜日

季節の柄

冬の、てぬぐいを買いました。
ハンカチとかも、その日の服に合わせて柄や色を考える人です。
身に付けるものが好きなものだと、いちにち気分よく過ごせる。
とくにハンカチは、いちにちに何回も使うものですし。
色や柄を明るいものにするだけで、けっこう元気になれます。

てぬぐいは、夏の柄が多いイメージがありますが、最近は四季だけでなく、クリスマス柄とかもあって、その季節にぴったりの柄を買い求めるのは、楽しい。

今回はだいぶ悩んで2種類。

ひとつは、南天。



そして、もうひとつは、れんこん。



れんこんは、冬なんかな?そうみたいですね。
深い色が、冬らしくて、いい。

2010年11月23日火曜日

京都のいちにち



『ブリューゲル版画の世界展』@美術館「えき」KYOTO
最終日23日に行ってきましたあ。

ただいま京都は紅葉シーズン真っただ中、しかも場所は、すべてのアクセス中心部にある、京都駅ビルの中。
おっそろしく人が多かった…。
紅葉見に来てるんだろうから、美術展なんて空いている(という願望)と思いきや、こちらも恐ろしく混んでました。

ブリューゲルの版画は、ご存知の通り、細部まで緻密に描いているうえ、そのすべての事象にそれぞれ別々の皮肉や意味が込められているため、みんなやたらと時間をかけてじっくり見る。
なので、ぴくりとも人が流れない。
なんとも異様な光景で、もうそれだけでけっこううんざりだったのですが、せっかく見たくて京都まで来たのだもの!がんばってしっかり見ましたよ。

作品は、特に風刺画が有名で、描かれるキャラクターが異形のため、なんだかマンガを見ているような感じがするのですが、よく考えると、どれだけありえない光景が描かれていたとしても、それは16世紀に生きていた一人の才能ある人が見つめていた、ある意味日常なわけです。
そう思いながら見ると、私なんかは、描かれているモノよりも、描いている人の頭の中の方により興味がわいたのでした。
あれだけの緻密な物語を、ひとつの絵に込めるエネルギーとは。どんな暮らしをしながら、あんなことを考えていたのだろう。

村上春樹はインタビューで、「細部を不必要なくらい描写するのはどうしてか」というような質問に、ブリューゲルを挙げて説明していました。
細部を細かく描写することで、結果的に全体を描いていることになる、というような。
たしかに、ブリューゲルの絵は、ひとつの物語のようだった。

でも一番気に入ったのは、普通の、帆船の絵のシリーズ。
皮肉も嘲笑も、なんの深読みも必要ない、ただただ美しいものでした。
ほんとにキレイだった。




ところで、みなさん岡崎の喫茶店「ラ ヴァチュール」の絶品タルトタタンが、駅ビルで食することができるのを知ってるかい?
細見美術館や平安神宮などめぐりがてら足を延ばすのもいいんですけどね、お店のロケーションもステキですし。
でも手軽に駅ビルで食べられるなんていいよー。
今回、そういえば、と思い出して行ってみたのですが、やっぱりおいしかったあ。
京都伊勢丹の別館になるんですかね?
スバコ(SUVACO)3階の、フィゲラスというスペイン料理やさんが、デザートとして出してます。
でも食べ物って、同じものでも、環境やお皿の模様、一緒に飲むお茶の味でもかなり印象が変わるものなので、時間があるのなら、やっぱり岡崎のお店に行く方がおいしさ3倍くらいになります。
じつはアップルパイもタルトタタンも、本来それほど好きではないのだよ。
そんな私がわざわざ食べに赴いて、食べるたびに100%おいしくて感動してしまうって。
まだ食べたことない人はぜひ!!

結局、紅葉のひとかけらも目にすることなく、駅から一歩も出ることなく、でもなんだか京都を楽しんだ一日でありました。

2010年11月21日日曜日

編み物日和

土日は、ひさしぶりにがっつり編み物の日でした。
天気がよくてあったかくて、そういう日を世間的には行楽日和というのでしょうが、こんなふうに窓際がぽかぽかしてて、自然光が部屋にいっぱい入ってくるような日を、一部では編み物日和といいます(たぶん)。

後ろ身ごろがやっとこさ仕上がって、前身ごろとつなぎ合わせたのです。
こんなかんじ。




袖がないし、まだ前たても付いてないので、なんだかちゃんちゃんこみたい。
そして、なんだか、鬼太郎がこんなのを着ていたような気がしてしょうがない…。まあいいか。
あとは、襟と前たてを、ベージュのツイード糸で編みます。そしたら、もうちょっとらしくなるはず。

12月の中頃に、年に一回の作品展があります。
なので、どうにか12月1週には仕上げたいなあ。



ところで、編み物のお供はアコーディオンでもよかったのですが、新星登場!
Janelle Monáe(ジャネル・モネイ)の、実質的なデビューアルバム「Archandroid」



カンザス出身、24歳のR&Bシンガー。
アウトキャストのビッグ・ボーイの目に留まり、2006年のアルバムに参加するなどしながら徐々に露出が増えていき、今回、満を持してのフルアルバムデビュー。
ジャンルとしてはR&Bなんでしょうが、あらゆるジャンルを超えた、とりあえずすごいクオリティーです。
このアルバムは、SFをテーマにしたコンセプトアルバムなんですが(だからジャケットもそんな感じになってる)、R&BとかSFとか、それこそロックとかクラシックとか、今まで知ってる「そういう感じ」ってイメージが通用するような音では全然ない。
だからって、難解なわけでもなく、ポップですらある。(最初、とっつきにくくはあるかもしれないけど。)
何といっても歌唱力。すごい歌える。
これだけ新しい音楽を、かけ離れたものにしないでおけるのは、この声の力と思う。
とにかくねー、聴けば聴くほどのめり込む一枚です。
すごいぞ。
ちなみに、アメリカでは批評家連中に大絶賛されているらしい。
これからが大たのしみ。

2010年11月19日金曜日

冬のはじまり





神戸、元町では、ルミナリエの準備が始まっています。
期間中は人が多すぎるので、あまり見に行くことはないのですが、昼間の、明りがついてない状態のルミナリエは、とくに今の職場に変わって以降は毎日のように目にします。
個人的には、この、複雑なもようの白い飾りが、青空によく映えてキレイで、なんか影絵のようで、あかりがついてない状態の方が好きなのです。
点灯時より、品があると思いません?
しかし、いよいよ冬ですねー。
ルミナリエの準備が始まると、冬が来たなぁ、と思います。

そんなワタシが最近ハマっているもの。
それは青竹踏み!!
あまりに目が疲れるのでアロマテラピークリニックの人に相談したら、青竹を踏め、と。(正確には、青竹みたいなのの表面に、いっぱい突起が付いてるプラスチックのやつ)
こういう、「いいよ!」というアドバイスと、「いいのだなあ、これが」と思いながらやってる自分というのが大変好きなので、即実行。
しかし足裏のツボというのは、ほんと万能ですな。
目だけでなく、なんだか全身に血が巡っていくようで、気持ちいいです。
そうこうしているうちに、「いいのだなあ、これが」アイテムがどんどん増え続ける…。
やることを増やすのは簡単なんですが、全部いいような気がするから、今度は減らすとなると困るのだ。
そもそも全部なくても大丈夫なのでは、と、いぢわるな人には言われますが。いいのだ。

2010年11月18日木曜日

物語、とは。

先週末、14日の毎日新聞書評欄で、江國香織が、ミランダ・ジュライの「いちばんここに似合う人」の書評を書いていました。

江國香織の書評はハズしてない、と、いつもながら思う。
趣味が合う、というか。
書評だけれど、小説のようにうつくしい。
しかし!江國香織の書く小説は、どうも好きになれないのです。肌が合わない、というか。
そこが、いつも不思議だなぁ、と思う。


今回の書評も、とても、読みたい熱をじわじわ盛り上げるようなもので、よかったです。
たとえば、

「これらの短編を読むと、物語はつくられるものではなく、発掘されるべきものだ、ということがよくわかる。小説は著者が書くので、著者によってつくられるものだ。でも物語は違う。
 ミランダ・ジュライは物語の発掘能力に長けた作家だ。(中略)十六編全部に、著者の世界観、人間への眼差しが感じられて、たとえばきわめて性能のいいレンズ、としての作家の、息づかいがそこにいきいきとあるのだ。見る、ということ、待つ、ということ、そもそもの初めからそこにあったはずの物語が、顔をだすその瞬間をとらえる、ということ。」

ね、こういうのを読むと、ああ、大好きな本を、こんな風にきれいなことばで人に伝えることができたらいいのに、と、ため息のような気分になります。

あと、「物語は、発掘される」という言葉。
今読んでいる、村上春樹のインタビュー集とどこか通じるものがある。



まだはじめの方しか読んでいないのですが、けっこうおもしろいです。
読むまえ、小説は、小説として読む側にゆだねられるべきで、作者の説明は必要ないという気分も多少あったのですが、このインタビュー集は、村上春樹という人が、「物語」というものにどれほど真摯に向き合っているかということと、その表現方法が、一作品ごとにどう変化していって、その流れがどれほど必然だったのか、といことが、よくわかるもので、単なる作品解説とは全然違うものです。
1Q84が大ブームになっていたとき、けっこうハズした書評を新聞とかに書いてる人がいたけど、そういう人には読んでほしいものだ。
たんに、「ものがたり」を書いているだけなんですよね。そして、その力を、信じているというか。
それが、ほんとよくわかる本です。