2011年1月26日水曜日

カゼです



カゼです。
日曜日からひどいカゼをひいておるので、しばらく更新できませんー。

そういえば、カゼで寝込むまえに、菜種油を使ったクッキーをいろいろ作ってみたりしたのですが、また元気になったら書きます。
じゃあまたー。

2011年1月20日木曜日

感動大おススメ!

健康オタクな私が、3日ほど前から突然ハマっているもの。
その名も「梅醤番茶」!



これは、健康食品とかのお店で売ってる、ゆるいペースト状のものですが、中身は、

・梅干し:  クエン酸やビタミン・ミネラルが血液を浄化、細胞を活性化して疲れをとる
・醤油:  酵素が胃腸を活性化して消化吸収を助ける
・生姜:  発汗・解熱・保温作用および殺菌・吐き気抑制作用
・番茶:  整腸・抗菌・鎮静・止血作用

マクロビの世界では、かなりの万能薬として定番の飲み物です。
つまり、それぞれ別々に飲んでも十分効果的なものを、4つも組み合わせていて、すべての効果が得られるだ!

自分でも簡単に作れます。

① 中ぐらいの梅干し1個を湯飲み茶碗に入れる
② 箸で種を取り去り、よく突いて練る
③ 醤油を小さじ1杯加えてさらに練る
④ 生姜おろし汁を2~3滴落とす
⑤ 熱い番茶(三年番茶がおすすめ)を注いでよくかき混ぜる

入れる順番が違うと、効果が薄れるそうです。濃さは、その時の体調でおいしいと思える濃さでよいみたい。
基本的に、陽性の飲み物なので、食前や空腹時に飲むと効果的です。


前から知ってはいたのですが、見るからにマズそうじゃないですか。
で、スルーしていたのですが、なんとなく飲んでみたらですね!これがすごかったのだ!!
小腸を病んで以来、どうも疲れやすいし、少し食べてももたれるし、お腹に力が入らないから体のバランスが崩れるのか、肩から首が全く動かないくらいに痛いし、そのせいか目も疲れるし、って、慢性的に不調というのが続いてたのですが、飲んだ瞬間に、治った。瞬間に。
数日間全く動かなかった首が、痛みもなく左右に回せるようになったのですよ!
気のせいかと思って、疲れたら飲むようにしたのですが、やっぱり治る。
血行が良くなるせいかな?
とにかくもう持病みたいに整体通いをしている身としては、感動です。
気になった人はお試しあれ。大オススメ。
健康ネタは今までいろいろおススメしてきたけど、これは本気の本気でおススメ!
腸が強くなるからかな、風邪をひきにくくなるらしいですよ。

あと、自分で作る場合は、梅干しや醤油などは、伝統的な製法で作られた添加物を加えていないものを使うべし。

2011年1月19日水曜日

シェアハウスの可能性


昨日のFMラジオ番組で、興味深いトピックを耳にしたので、ちょっと調べてみた。
いわば、シェアハウスの発展形です。

つまり、こういうこと。
シェアハーモニーレジデンスという会社が、今回新たに、シングルの子育て世代とシニア世代のシェアハウスを運営することになった、というもの。
メリットとして、母子(父子)家庭にとっては、昼間子供が一人になることへの不安や、待機児童の問題が解消される、家事負担が軽減される、など。一人暮らしの高齢者にとっては、防犯などの面で助かる、孤独でなくなる、など、双方にとってメリットがある、としています。
同居するとなると相性などがあるので、お試しをしてみて、それから決めるらしい。
その「お試し」には、現在かなりの件数の問い合わせがあるみたいです。

こういう、本来の家族という枠を超えた構成員による同居のカタチを、「コレクティブハウス」というらしいのですが、少し前に、内田樹がこれをテーマにブログ書いてた。

こちら
http://blog.tatsuru.com/2010/11/22_1626.php


ワタシ昔から、こういう家族以外の共同体の可能性みたいなのにかなり興味があるのですが、本来の「家族」のような、よくも悪くも切っても切れない的な、継続性のあるものとなると、やっぱりあんまり思いつかない。
地域のふれあいや、一時的なつながり程度のものなら、そのへんにいっぱいありますが。

それを、内田センセイは、「そこに参加する人間の、現時点での利便性にもとづいて選択された共同体には、歴史を貫いて維持しなければならない共同体の統合軸がないから、短期的に崩壊する」と言います。
つまり、「構成員のうち、もっとも非力なものを統合の軸にしている共同体でないと続かない」と。
たとえば、その意味合いで継続可能な共同体は、教育のための共同体、医療や介護のための共同体、宗教の共同体の3つくらいとも言っています。

そうすると今回の、母子(父子)家庭とシニア一人暮らしのシェアハウスというニュースは、かなり楽観的に、そして未来に可能性があるようにコメントされていましたが、はたしてそうだろうか。
母子(父子)家庭は、シニアの介護の可能性まで考えているか。
シニアは、いまさら家事や子育ての、面倒な部分も背負えるか。
今現在の、双方のメリットで結びついても、それは、相手の弱い部分も引き受ける覚悟がない限り、すぐに不満へと変わってしまうのかもしれません。


だから、もしかしたら逆に、そこまでのことを考えて暮らし始めたとき、それはある意味で新しい「家族」のカタチができるかもしれない。
それは、家族のカタチの多様性につながるかもしれない。
と思うと、やっぱりやってみる価値があるようにも思います。

でも今現在で、そこまで考えてやる人っていないよなー、とも思うなぁ。
それなら、他人とでなく、ホントの家族と、家族を継続させるための努力をする、と思いそう。
理不尽さが軽減される、という意味で。
運営する会社も、もっと軽いつながりで提案しているように見えるし。
こういうのが定着するのは、本気で、元の「家族」が崩壊してしまった時、かもしれませんね。
それが近々のことなのか、なんだかんだでやっぱり残るものなのか。

2011年1月18日火曜日

似ている…。

きのうの赤い帽子は、じつは姪っ子にあげたのですが、着用写真が送られてきて、


ナニかに似ている…。


似ている…。


あっ!



オチビサン!!


ご存知?
朝日新聞の日曜日に、生活面で連載されているマンガの主人公。
どうってことないオチのない漫画ですが。人気あるみたいね。
ほのぼのしてるのがいいのかな。
しかし、この前までは、せんとくんに似てたんですけどね。

赤ちゃんなので、プライバシーがどう、とかは勘弁していただこう。

ところで、「ソーシャル・ネットワーク」、ゴールデングローブで4冠取りましたねー。
オスカーも期待できますねー。
そして、主演女優賞を授賞した、ナタリー・ポートマンの映画「ブラック・スワン」が、まえから非常に気になっている。


トレイラーこちらから見れますが、⇓ めっちゃコワイです。コワイけど、みたいです。
見た後、気分が落ちるのがかなり予測できる。

http://www.youtube.com/watch?v=pxchkvE2NFU

2011年1月17日月曜日

とてもすき

リクエストにより、またまた赤ちゃん帽子を編みました。
同じデザインですが、糸と色違い。
真っ赤なカシミヤ。
きれいな色です。


腕がにょき、っと。きもちわるい?

そして、こんな感じにラッピング。




ところで、週末、デビッド・フィンチャー監督最新作。そして超話題作。「ソーシャル・ネットワーク」。
初日にみました!


だいすき。
同監督のファイトクラブもなぜか大好きで、たぶん、人間の暗い部分とか人生の空しい感じを扱ってても、基本的にすごくカラっとしてるからと思う。
だからって、全然薄くもなく。
見る前は、若者の群像というような紹介もされていたので、そういう熱いものなのかなぁ、とも思ってたけど、そのへんも、至ってカラっとしていて、そこもすき。
フェイスブックの誕生から、それが世界最大のSNSに成長するまでの物語ですが、結局、コミュニケーション能力ゼロの子供のまんまの天才オタクが、人に認められたくて始めたのに、そのせいで人が離れてしまう話。といったら身もふたもないかー。

ファイトクラブも、音楽の使い方がすごく好きで、最後のシーンのピクシーズとか、何回も何回もそこばっかり見るくらい好きだったけど、このソーシャル・ネットワークも、NINのトレント・レズナーが音楽担当。いいです。すきです。

結局、誰も死ななくて、音楽のセンスのいい映画が好きなようだ。
アメリカでは大絶賛・オスカー最有力候補らしいですが、そこまでの映画かなぁ、とも思うけど、逆に、大作の戦争モノとか、すごい重い人間ドラマとかが賞を取るより、こういうカラっと深い映画が評価されてる、って、いいことだと思う。
見てみてください。
なんかいも言うけど、すきです。

2011年1月15日土曜日

読書日記

料理のレシピ本を読むのが好きです。
レシピってたぶん、作るのを前提に、資料みたいに目を通す、という風な読み方が大半と思いますが、私は、読みものとして「読む」のが好き。
特に、お菓子のレシピ。
だから、工程が複雑であればあるほど、たのしい。(作るかどうかは、また別の話として、ね)
頭の中で、出来上がりを想像しながら、工程をいっこずつ確かめ、注意点など気にしつつ、すんなりと、さも上手にすぐ作れるかのような気分になるまで読む。
そして、あぁ、これ作りたい!と思うとこまで高まると、作ってみる。

いま愛読しているのは、これです。


なかしましほ 「まいにち食べたい“ごはんのような”クッキーとビスケットの本」

お菓子作りが好きな人にとっては、もうすでに定番みたいな本なんですかね?
バターも牛乳も使わず、そのかわりに菜種油を使って作るお菓子の本。
コツを覚えたら、本がなくても作れそうですが、ちょっと今までにないお菓子へのアプローチなので新鮮に思い、購入。
繰り返し読んでるところです。
そろそろ、想像上ではカンペキに作れる人になりつつあるので、材料揃えて、来週あたり、実際作ってみるかな。
あでも、この人のお菓子作りの主要材料として紹介されている、会津の平出油屋というところの菜種油は、そのおかげで人気が出たのか、けっこう欠品してるみたい。
完全に手作りしてるから、数が作れないというのもあると思いますが。



そして、もう1冊。


伊丹十三の、「ヨーロッパ退屈日記 」
復刻版のようです。
だから、新潮文庫なのに、表紙がツルっと分厚めで、昔のように作ってあるんかな?

伊丹十三に興味があったわけでもないのですが。この、復刻版の質感に惹かれて。

ヨーロッパに関する、いろんな考察やこだわりや、経験やのエッセイです。
かっこいい、といえば、たしかにかっこいいのでしょう。
でも、
「自分の嫌いなものをあれこれ考えるのは楽しいものです。美的感覚とは、嫌悪の集積であると誰かが言ってたっけ」
と本人が書くように、いろいろとカッコ良すぎて、周りのカッコ悪いものが目に付きすぎて、ここまで皮肉が過ぎると毎日しんどくないかしら、と、ちょっと思ってしまった。

自分の趣味嗜好を語る時、好きなものについて語るのと、嫌いなものについて語るのと二通りあると思いますが、好きなものを語りすぎても鼻につくし、嫌いなものについてもでもやっぱり同様で、それなら人に嫌がられるのを気にせず、嫌いだと言い切れる人の方が、世の中はかっこいい、と思うものなんだろうか。
とかなんとか思いながら読んでるけど。
(あ、好きなものやことも、たくさん書いてますよ。)
60年代の日本が、ほんと根なしで、日本らしさや伝統的なものより、受け売りの安っぽさが支配的なダサいものだったのか、ってことが、いちばん頭に残ったのでした。
今もそんなに変わらないか。そうでもないか?
AKBとかたまに見るとね、ちょっと思います。

2011年1月13日木曜日

夢二ふろしき

ふろしきを買いました。
「夢二ふろしき」なるもの。


かつて、竹久夢二のデザインで、半襟や千代紙に使われていた柄を、ふろしきにしたもの、らしい。

風呂敷って、便利ですよ。
あまり外出に持っていくことはないですが、たとえば旅行のときに、荷物をまとめてバックにいれたり、あとは、ワンピースとか編んでると、最後の方どんどん大きく荷物になってきてかばんに入らなくなるので、ふわっと畳んでから風呂敷で包んで教室に行く、とか。

しかも、この風呂敷、柄がハンパなく可愛いのだ。


イチゴとうさぎ!!


なんてもうステキな取り合わせ。
この、イチゴの部分の、絞りのような模様の入り方といい…。
ノックアウトです。


もうひとつ、夢二ふろしき持っていたのでした。
小鳥柄。



これも、さいこうに可愛いなあ。
ちょっと色あせてきたけど、ずっと使ってます。

さいごに、こあらぱん。


やっぱり、パンといえばコアラかパンダだわ。

2011年1月12日水曜日

平行作業中

ハマナカ リッチモア、「ソフ スマート」7番の構想が、ほぼ固まりました。
いろいろ編み模様を変えたりしながらゲージを取ってみて、細部のイメージを決めていく。


本体は、メリヤス表編み。8号針。
これにですねー、このふたつの糸を組み合わせます。


ニッケの、ウールランド7。
7っていうのは、同じ糸で、何種類か太さがあるため。(もうひとつ太いと、ウールランド9、とかね)
この糸、めっちゃ安いのですが、ぜんぜんそんな感じしなくてよい質感です。
色もたくさん揃ってるし。

で、どう組み合わせるかというと、ウールランドのガーター編みを、ぶちネコのように、ソフスマートのメリヤス編みに、何か所か編み込みます。
大きさも、編み込む場所も不規則に。
形は、セットインスリーブで、7分袖。
着丈も少し短めにする予定。

ずっと前に何かで見た、古着のカシミアニットをリメイクして、ぜんぜん異素材の布とかニットをツギハギしたものが頭に残っていて、それはペンキが垂れたような模様になっていたけど、ああいう、ツギハギした感じのものを作ってみたいなぁ、と思っていたので。

編み込みが不規則なので、製図は原寸大にしないといけません。
絵を描くみたいで、たのしそう。
色もたくさん入ってるので、カラフルでかわいいものになるといいな、と。



そしてもうひとつ、平行して作っているものがあります。
同じ時に買った、ベルクリヤーン、「トラディティオ」の、1408番。
お母さんのアレンジベスト。
年末年始に張り切って編んでいたのですが、あまりにスイスイ編めてしまい、ずーっと編んでて首が痛くて死にそうになったので、一時中断。今のとこ、ここまで。


エプロンみたいですな。
これは後ろ身頃です。
二目の方眼編み。アップでこんなかんじ。



キッチリまっ四角に編めるかどうかが、腕の見せ所。
これも、本体だけ見るとフツーのベストですが、襟を付けると、なかなか華やかなものになる予定。


どちらもまだ全然カタチになってないので、写真を見てもあまり面白くないですなー。
申し訳ない。がんばりまっす。

2011年1月10日月曜日

おからぱん


パンを焼きました。
おまんじゅうではありません。


三宮の、美容院やカフェや、洋服屋さんがたくさん建ち並ぶおされな路地裏に、昔ながらのお豆腐やさんがひっそりあるのです。(そういえば、お店の名前もしらないわ)
そもそも店頭で販売しているのかどうかナゾなのですが(飲食店に卸してるだけなのかも)、ずいぶん前に、ここのおから(卯の花)がもーのすごいおいしいことを知って以来、朝早くに店の前を通る時は、必ずのぞいて、おからが残っていれば大量に買って帰るのです。
で、普通に炊いたり、パンを作ったりする。
一時期凝っていて、いろんなおから料理をためしていたのですが、おからって味に癖がないから、けっこう何にでも入れて料理できるのです。食感がおからっぽくはなりますが。


夏の間は傷みやすいので買って帰るのはやめていたのですが、この間、久しぶりに覗くとたくさん残っていたので、3キロほどお買い上げ。
めっちゃ重かったけど。で、パンを焼いたわけ。(余った分は冷凍)

簡単にできます。
だいたい、写真の大きさ8個分で、
強力粉 150g
薄力粉 100g
砂糖はお好みでいいと思う。
塩は一つまみくらい。
あと、イースト。(我が家はパネトーネマザー)
で、おからは、この分量なら150g~300gまで。
おからに水分が含まれるので、おからを多くするときは、水を減らします。
おからが多いと、どっしり腹もちする感じになります。
私は、おからが多い方がすき。150gくらいだと、冷めたときにちょっと硬くなるようなきがする。でも、べたっとした食感がイヤな人は、これくらいがいいかも。
2回ほどベンチタイムをとって、15分ほど焼くとできあがり。
朝ごはんにぴったり。



そうそう、先日ともだちの赤ちゃん用に作った帽子ですが、もう一人の方も色違いの同じ形を編もうと思っていたのですが、もうけっこう大きくなっちゃてるみたいなので、かぎ針編みのニットキャップに変更しました。


なかなか、キレイな色の帽子になりました。
さむいからねー。いっぱい使ってくれるといいけど。

2011年1月6日木曜日

愛する小物

今年、セールで唯一買ったもの。これ。


らぶ。くつした!
手前のピンクベースのカラフルなやつです。
Ayameのもの。
さいきんは、小物の発想をもう超えている、主役級デザインの靴下がたくさん出てきていますが、やっぱり今のとこトップクラスは、このAyameと、アンティパスト、マルコモンドの3つと思う。
(アンティパストは、靴下のデザインと連動した洋服や、ほかの小物も作ってます。これも、糸の質感や色みなどがとても繊細でよい。マルコモンドは、サイトから通販できちゃうよ。)
どれも、日本のメーカー。
いろんな小物のメーカーは世界中にあるけれど、これほどデザイン性が高くて、しかも品質も優れている靴下を作れるのは、日本だけだと思う。
かわいくても、日常生活に耐えられないのが多い。「くつした」として使えない、というか。
それはやっぱり、日本の繊維業界の、工場と職人の技術です。
だんだん少なくなっているようですが、こんなステキな靴下を作れる技術は、がんばって残してほしいものです。



ところで、くつしたと並び私の愛しているもののうちのひとつが、てぬぐいなのですが、年末にもらったものが、こちら。


シブイでせう?
東大寺の、二月堂のてぬぐいです。

去年の修二会、つまり(イコールではないけど)お水とりに御祈祷をお願いしたのですが、「今年もいかがですか」とのお知らせとともに送られてきたのが、このてぬぐい。
なんだかご利益ありそう。
(しかし、振込用紙とともに送られてくるあたりが、思想を超えた法人のニオイがして、少々鼻白むとこでもありますが。)

ちなみに、御祈祷を申し込めば、修二会で名前を読んでお祈りしていただける。そして、このお札をもらえる。(御祈祷の申し込みは、東大寺のホームページからできます)


部屋に飾ってます。
お水とりは、火の粉が舞い散るお松明の模様が有名ですが、そのあと、二月堂の中でお坊さんたちが修行されている様子を御簾越しに見ることができて、それがなんとも荘厳なもので、忘れ難い。
まっくらで、ろうそくの明かりだけのうすぼんやりしたなかに声明が延々と響く様子は、ほかのどこでも体験したことがないような、時間の感覚がなくなるようなものでした。

お月見のときにも言ったけど、奈良は、夜がほんとうに夜です。

今年も行きたいなあ。めっちゃ寒いけど、行く価値大あり。

2011年1月5日水曜日

再開


あけまして おめでとうございます

本日から仕事はじめということで、ブログも再開いたします。
上の写真は、地元のちょっと由緒ある神社へ初詣に出かけた際の、これまた由緒ある銀杏の木越しのあおぞら。


さむいお正月でしたが、天気が良くて、きりっと気持ちのよい年のはじまりになりましたね。

ここ数年、どこでおみくじをひいても大吉で、それこそ何回ひいても大吉で、はたして、おみくじで一年分の運を使いはたしているような不安感もただよいはじめていたこの頃。本年やっとこさ、中吉ひきました!やっほい!念のためあと2回ほど別の神社でもひいてみたけど、吉!
さあ、ことしは無駄に使われなかった運で上昇するぜ。



ところでこの冬休みは、ほんと何の予定もなかったので、ひたすら家遊びに精を出しました。
かなりひさしぶりにタルトを焼いてみたり。


でも、てきとうにイチゴなんて入れたせいかあんまりうまくできなかったので、カステラばっかり食べてみたり。


これは奈良まちの「なかにし」のかすてら。
餅粉を使って作っているので、とてももっちりとしていて、甘さ控えめで、だいすき。

阿倍和重の「ピストルズ」700ページを一気読みしたり。
でも、期待したほどでは全然なかったなぁ。最近、ライトノベルみたいなの多いですね。マンガみたいな。
ちょっとがっかりしてしまい、やっぱり本家でしょう、ってことで、再度、マルケスの「百年の孤独」を読みはじめたり。圧倒的に濃密。なんだこの違いは。

DVDをいっぱいみたり。
見逃してた、「ダージリン急行」みました。


ウェス・アンダーソンやっぱりいいですねえ。小技が効いてて。

などなど。編み物もしてたけど、もうちょっとカタチになってからお披露目いたします。

ではみなさんにとっても、実りある一年になりますように!
本年もよろしくお願いいたします。