2011年1月6日木曜日

愛する小物

今年、セールで唯一買ったもの。これ。


らぶ。くつした!
手前のピンクベースのカラフルなやつです。
Ayameのもの。
さいきんは、小物の発想をもう超えている、主役級デザインの靴下がたくさん出てきていますが、やっぱり今のとこトップクラスは、このAyameと、アンティパスト、マルコモンドの3つと思う。
(アンティパストは、靴下のデザインと連動した洋服や、ほかの小物も作ってます。これも、糸の質感や色みなどがとても繊細でよい。マルコモンドは、サイトから通販できちゃうよ。)
どれも、日本のメーカー。
いろんな小物のメーカーは世界中にあるけれど、これほどデザイン性が高くて、しかも品質も優れている靴下を作れるのは、日本だけだと思う。
かわいくても、日常生活に耐えられないのが多い。「くつした」として使えない、というか。
それはやっぱり、日本の繊維業界の、工場と職人の技術です。
だんだん少なくなっているようですが、こんなステキな靴下を作れる技術は、がんばって残してほしいものです。



ところで、くつしたと並び私の愛しているもののうちのひとつが、てぬぐいなのですが、年末にもらったものが、こちら。


シブイでせう?
東大寺の、二月堂のてぬぐいです。

去年の修二会、つまり(イコールではないけど)お水とりに御祈祷をお願いしたのですが、「今年もいかがですか」とのお知らせとともに送られてきたのが、このてぬぐい。
なんだかご利益ありそう。
(しかし、振込用紙とともに送られてくるあたりが、思想を超えた法人のニオイがして、少々鼻白むとこでもありますが。)

ちなみに、御祈祷を申し込めば、修二会で名前を読んでお祈りしていただける。そして、このお札をもらえる。(御祈祷の申し込みは、東大寺のホームページからできます)


部屋に飾ってます。
お水とりは、火の粉が舞い散るお松明の模様が有名ですが、そのあと、二月堂の中でお坊さんたちが修行されている様子を御簾越しに見ることができて、それがなんとも荘厳なもので、忘れ難い。
まっくらで、ろうそくの明かりだけのうすぼんやりしたなかに声明が延々と響く様子は、ほかのどこでも体験したことがないような、時間の感覚がなくなるようなものでした。

お月見のときにも言ったけど、奈良は、夜がほんとうに夜です。

今年も行きたいなあ。めっちゃ寒いけど、行く価値大あり。

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