2011年7月29日金曜日

見るべし

おちつく場所

いわゆるカフェ、が、神戸にはいっぱいありますが、私が思うに、絶対的にお茶がおいしくないとダメだと。
雰囲気というか、あまり混んでないとかうるさくないとかも必要ですが、とりあえずオシャレかどうかなんて、あんまり関係ないのです。
そして、デザートもふつうでいい。(不味いのと高いのは、困る)
ケーキが食べたければ、カフェでなくケーキ専門店に行くし。


そんな中、休憩に使うお店でかなり上位に位置するのが、こちら。






三宮センター街の西の端っこ、BALの隣りの筋にある、紅茶の専門店です。
地味なロケーションの小さいお店ですが、大阪の堂島の本店が紅茶好きには有名なだけあって、混み合う時間にはけっこうなにぎわい。

旬な紅茶をたっぷりお手頃価格で飲めるのもよいのですが、ワタシ的に好きなのは、マサラティ、つまり、スパイスと茶葉をミルクで煮詰めたミルクティの種類が5・6種類もあるのと(こんな品揃えはあんまり他にない)、これまた大きなカップにたっぷりなところ。そして450円くらのお安さ!(500円以下なんてめったにない)
ミルクティを飲めばそのお店のお茶の淹れ方の丁寧さがよく分かる、となんとなく思っています。
私はミルクティを飲みたくなると、ここに行きます。


今日はマフィンといっしょに。




これね、うわさのミルクティ。
たっぷり。そして、おいしい。



ぜんぜんオシャレにしてないところとか、マフィンに添えられているジャムがフツーのジャムのとことか、大人もおっさんも居心地悪くなくお茶を飲めるところとか、壁にひそかにゴンチチ松村さんのコラムが貼ってあるところとか、とにかく昼下がりの休憩には持ってこいの落ち着く場所です。
おすすめ。
土日は混んでるかなー。
あと、入り口向かって左側は喫煙席なので、注意。

あと、あと、注文を書く紙あるじゃないですか、お勘定の時にレジに持っていく。
あの紙の半券20枚で紅茶の茶葉100gと交換してくれるらしい。
はじめて知った。


こんなとこが、ちょっとオシャレなのが、よい。

2011年7月27日水曜日

Crystalline



ビョークの新曲PV!
しかもミシェル・ゴンドリーが撮った!!
もうその組み合わせだけでどきどきするやん。

2011年7月26日火曜日

なずな



ひさしぶりに、本の話を。
堀江敏行 『なずな』を、のんびり読んでいます。

「育児小説」だなんて分かりやすいことばで紹介されていますが、そのせいで読まずにいる人がどれだけいるだろう、と思う。
およそ堀江敏行というどこか現実離れした作風の作家と、育児というとてもリアルで生身の行為が結びつきにくいというせいもあるけれど、それ以上に、さいきん巷にあふれる、「イクメン」という生き物にたいする手放し称賛の空気というものに若干辟易しているせいもあり、お決まりの風景を読まされるのもなぁ、と私もはじめかなり引き気味でした。

しかしそこはやっぱり堀江敏行で、赤ん坊のちょっとした成長で一変する空気、いままで見ていた世界の変化、人との関わりよう、そんな普通の、でもそういう普通が大半の日常を、こんなにも豊かに光ある世界に見せてくれるんだと、半ば感動に似たきもちで読み進めることができます。

素晴らしい写真や絵を見たときの感じに似ている。
そこに存在する美しさを、こんな形で表現することができるだ、という、驚き、というか、羨望というか。
ことば、というものは、ほんとうに豊かなものだなぁ、と心から思える。
こんなにも豊かな日本語を使いこなせる人が、フランス文学の専門家というのも、いつもおもしろいなぁ、と思います。



物語は、淡々と進みます。
始まりもなかったようなお話なので、きっと、終わりもないような終わり方をするんだろう。
そういうのも、心地よい。

2011年7月24日日曜日

たまや



たまや~

芦屋の花火大会に行ってきましたあ。
去年も言ったかもしれないけど、芦屋の花火は、有料ですが観覧席が別にあるので、椅子に座ってゆっくり花火を見ることができるのでよいです。
家族連れとか、大人向き。
駅から海が遠いので、歩いて行けないのが、ちょっとめんどうなんですがね。


ことしは、ハタチに振袖を作った時に一緒に仕立ててもらった、総絞りの浴衣を久しぶりに着てみたのですが、歳をとってからの方がこなれた着方をできるようになって、若い時よりしっくりくる感じがした。
私がビンテージが好きなのもそうなんですが、いいものは、幾つになっても着方を変えて着続けることができるし、それぞれの年代に応じた似合い方をするようになると思うので、やっぱりよいものを大事に着たいし、身に着けるものは頭を使って着ていきたいなぁ、と思ったのでありました。





ところで、最近画像はご無沙汰だったのですが、相変わらず地味に編み続けているワンピース。
現在こんな感じです。


だいぶ進んだでしょー。
間違えてやり直すことがなくなったので、前よりはスピードアップしてるはず。
ちょうど、減目が終わって、バストラインにかけて今度は増目をしていくところです。


こんなふうに。


くびれがお分かり?
減目は、1模様6段のうちで3目ずつの減目だったのですが、今度は2目ずつ増やしていきます。

こういう、1つの模様の中で、1段ごとに違う編み方をするような模様の場合は、減目も増目も細編みの部分は避けます。
2目以上ある、長編みのような部分で調整しないと、緩やかに自然な角度になりませんので。
ガタガタした傾斜になってしまいます。
ご注意。


この増目の部分が終わるとですね、ちょっと難しい部分に差し掛かります。
また難航しそうな予感…。


ところで、今朝のニュースで、エイミー・ワインハウスが亡くなった、と。
薬物のリハビリから復活して、そろそろ次の新作って期待されていただけに、驚いたし、ざんねんです。
カート・コバーン以来、こういう破滅型の人ってあんまりいなかったし、そんなふうにならないように業界もフォローする感じになってきたと思うから、いくら問題児でも死ぬこたないだろう、って思ってたのに。
若いし才能あるのになあ。なんか、やるせない気分になります。

2011年7月22日金曜日

厳選素材

夏なので、わらび餅を作りたくなり、材料をそろえました。

まず、本わらび粉。


いわゆるわらび餅を作ろうと思うとわらび粉を使うわけですが、おおまかに3種類あります。
「わらび科のシダ植物で山野に自生しているわらびの根茎に含まれるでんぷん」というのが、わらび粉の定義なんですが、それが100%なのが、「本わらび粉」。
それが5%ほど含まれているだけで、あとはじゃがいもデンプンというのが、「わらび粉」。
さいごに、わらび粉成分は全く含まれていなくて、全てじゃがいもデンプンなのが、「わらびもち粉」。

葛の場合もそうですが、同じように透明になって凝固するものを代用して、安価にする、ってわけです。

もちろん「本」の方がおいしいわけですが、本わらび粉の場合は色が黒くて、わらび独特の香りがするため、和菓子の材料として使う場合は(中にあんをくるんだわらび餅のおまんじゅうとかね)、透明感が勝る、「本」でない方のわらび粉の方を使うことが多いようです。

ま、わたしはあくまでわらび餅として食べたかったので、本わらび粉を購入。
加工しないで材料勝負なので、他の材料もこだわってみた。


まず、和三盆糖。
人間国宝が作る徳島県岡田製糖所製の、阿波三盆糖。
和菓子作りには欠かせないそうで。





そして、普通のきなこよりも香りが高く香ばしい、深煎りタイプのきなこを。




いろんなとこからひっぱり出してきて、オリジナルに組み合わせてみたレシピを公開!


① 本わらび粉100グラムに対して、和三盆を50グラムくらいをボウルに入れる。
砂糖はレシピだとこの3倍とか4倍くらいなんですが、だいぶ少な目にしてもちょうどよかったです。
あんまり砂糖が多いと、わらび粉の香りがなくなってしまうような気がする。

② ボウルに水400ccを少しずつ加えて、ダマをなくすように指で溶かしていく。

③ 目の粗い濾し器でお鍋に濾す。

④ 中火でゆっくりかき混ぜる。そのうち透明になってきて、粘りが出てくるまで、よく練り混ぜる。

⑤ バットの底にきな粉を敷いて、そこに流しいれて、粗熱を取る。
  きな粉をまぶしながらちぎって、食べる直前に冷蔵庫で冷やす。
  冷やしすぎると食感が悪くなるので注意。 






入れものに流しいれたとこ。
本わらびの「黒い色」とはこのことです。
ほんとにくろい。


ちなみに上の型は、玉子豆腐を作る型だそうです。
ずっと、かんてんを作る型を探していて、ちょうどよかったから今回買ったのです。
なんかこういう、使い道が限定される調理器具って、かわいいなあ。
所有していることがうれしくなる、というか。マフィン型とかね。

今回は、小さい型に流したので、包丁で切って四角くしてみました。
できあがり!!



きな粉が深煎りタイプなので、けっこう甘味が感じられて、砂糖を混ぜずに食べたけれどちょうどいい感じでした。
普通のきな粉を使うなら、ちょっと砂糖と塩を混ぜた方が食べやすいかも。

夏は和のお菓子に限るねえ。

2011年7月18日月曜日

奈良行き

台風すごいですねえ。
梅雨に雨はよく降りましたが、こんなに本気のは久しぶりな気がします。
傘がぜんぜん役にたたない…。一瞬でびしょびしょになります。


そしてそんなびしょびしょの中、ひっさしぶりに奈良に行ってきました!
奈良っこの友達ができたので、一緒に樫舎(かしや)のかき氷を食べに行こう!と盛り上がり、せっかく氷食べるなら梅雨が明けたら行こうねっ!と設定した日だったのに、まさかの台風…。
おかげでお店はすいてましたけどね。えぇ。


樫舎は、ならまちにある和菓子屋さんです。

毎年夏になるとかき氷をはじめるのですが、それを心待ちにしている人がいっぱいいる。
私は、お店には何回も行っているわりに、かき氷は食べ損ねていたので、今回満を持してのトライ。




ね、すてきでしょ。
どんだけこだわっているのか、お店のホームページから抜粋。

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樫舎のかき氷のご紹介


器    奈良漆器 たる井様の合鹿椀

氷    数日間かけて作った純水氷

抹茶蜜 特別にお願いして分けていただいている抹茶を使った自家製蜜

餡    丹波大納言を使用した自家製つぶあん

白玉   国産のもち米を寒ざらしにした白玉(寒ざらし粉ともよばれる)

寒天   国産の天草のみを信州の寒風で乾燥させた昔ながらの極上寒天


で出来上がります。

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普通なら、白い白玉とくるところが、樫舎の白玉は、こんなかんじ。



寒ざらし粉だからでしょうか。食感がなんだか歯ごたえがあって、おもしろかった。
白玉よりもお餅に近いような。

何といっても、氷がふわふわで、よい。

かき氷なんで、そんなにびっくりするような感動はさすがにないのですが、それでも丁寧に、本気で作っているのが細部から伝わる、良くできた一皿でありました。
  
                         


奈良に行くのは、神戸から阪神電車が近鉄と繋がって直通が出ているので、それに揺られて1時間半ちょっと、乗り換えなしです。
びみょうな距離なんですがね、CD2枚分くらいじっくり聴けるので、好きな時間なのです。
普段の生活の中で、何もせずに音楽だけを聴く時間って、そういえばあんまりないでしょ。
たいてい何かをしながら、ですもんね。


今回は、このふたつ。
いま、交互に聴き続けているもの。




Bon Iverの、セカンドアルバム。
こんなインディーな音なのに、なんと初登場全米2位らしい。
すごいなあ。なんだかんだ言っても、アメリカって懐が深いなぁ。

不思議な音で、おもしろいです。


そして。



Adeleの「19」。
19歳の時のデビューアルバム。
これまたすごいですよね。19でこんだけ歌えるって。
いま、イギリスでこの1stと、「21」という2ndアルバムが、揃ってもう何週続けてかわからんくらいチャートインして売れまくっています。


決して耳馴染みがよいわけではなくても、本当に実力がある人がちゃんとセールスでも結果を出せるって、日本はまだまだ難しいなぁ、と、こういうの聴くと思ってしまいます。

2011年7月17日日曜日

ことし初


映画『アリス・クリードの失踪』みました。
なんだかすごく評判のよいサスペンスの傑作ということで、けっこう楽しみにしていたのですが。

登場人物が3人だけ。
男2人が身代金目的で、金持ちの一人娘アリスを誘拐する話。
金を手に入れるまでの、3人の間の駆け引きと、手に入れてからの顛末。

よく練られた脚本のサスペンスって、見ながらいろいろ考えるし、どきどきする場面も多いし、たいてい最後に驚かされるし、視覚も聴覚もすべて使って楽しめるから、映画のジャンルとしては好きなのです。
小説ではめったに読まないのですが。

この映画は、脚本がとても評価されていたので、楽しみにしていたのですがねぇ。。。
そんなに脚本いいか?
人質が誘拐犯と取引する、誘拐犯二人の関係が次第に崩れていく、そんなのは言ってみれば定石で、設定が単純ならよけいに心理戦が複雑でないとつまらないのに、どうも心理的な部分の必然性が感じられないうえに動きも単純で、なんか3人とも頭わるいなぁ…とか思ってしまう。
だから最後まで、3人しかいない登場人物の誰一人として魅力的に見えないまま終わってしまったのでした。
あぁざんねん…。




映画はイマイチだったのですが、それを補って余りある魅力的なものを堪能したのだっ!


これ!!


ことし初かき氷!!!



宇治金時です。中はあんこがいっぱい。すてき。
写真の背景で、ちょっとすてきなロケーションだってことが分かるかな。
六甲道にある、プラスフレッシュというカフェなんですが、だあいすき。





関連ランキング:ケーキ | 六甲駅六甲道駅




古い日本家屋を改装してカフェにしているのですが、和室につながる縁側にテーブルが置いてあってガラスの古い引き戸越しに庭を眺められたり、家の間取りはキホン元のままなので、各部屋がほどよく独立していて、お客が多くても狭く感じない。

ケーキなどのデザートのレベルはたいしたことないのですが、お茶の類がぜんぶけっこう手が込んでいて、量もたっぷりで、そこが私はすきです。
照明のほの暗い感じも落ち着いていてすき。

駅(阪急六甲駅)から歩くと5分くらいかな?駐車場もあるので便利です。
六甲周辺はおいしい中華もいっぱいあるし、カフェも、三宮ほど若者向けでなく芦屋ほどカッコつけてオシャレすぎてなく、使い勝手がよくておすすめです。
お休みの日にのんびりどうぞ。

2011年7月13日水曜日

手ぬぐいあれこれ


手ぬぐいといえば、やっぱり代官山の「かまわぬ」が全国的にも有名ですが、大阪の染めもの会社が作った手ぬぐいブランド「にじゆら」をご存じ?

http://nijiyura.sakura.ne.jp/

本店は、大阪の中崎町というところにあるみたいですが、今年になって、神戸にも直営店ができました。
まえにブログで紹介した、おされスポットど真ん中にあるお豆腐屋さんのすぐ近くです。


布に模様を染める、って、ほんとうになんでもできてしまうから、ブランドによって個性が全然ちがいます。
にじゆらの手ぬぐいは、かまわぬとかに比べると、柄が現代風で軽やか。
同じ豆絞りとか、波の模様でも、「職人が染めた」というより、「イラストレーターが描いた」っぽい感じがします。
色使いも、おもしろい。多色の染めも多いみたい。


私は今回、このハデ~なのを買いました。


花ときのこ。きらきら。


で、お店のおくさんがとても商売っ気のないさっぱりした人で、はじめ、手ぬぐいでつくった手提げ袋を買おうとレジに持って行ったら、「手ぬぐい1枚で同じのが簡単に作れるから、好きな手ぬぐい選んで自分で作った方が安いよ」と言われ、すっかりその気に。


まず、両端を交互になるように折りたたみます。



きっちり折ってしまうのではなく、お店のオリジナル寸法では「9センチ」空けるらしい。





で、ちょうど真ん中へんが袋の底になるように、片側をつまんで折り曲げます。





こんな風に。

あとは、布の重なっている部分を縫って、裏返すと完成。
にじゆらの手ぬぐいは、裏表のない染め方をしているので、裏返しても問題ナシ、だそう。
逆に、裏地として別の模様の手ぬぐいをあて布すると、もったいない、って言ってた。



まだミシン縫いしてないのですが、出来上がるとこんな風になる。


カンタンですねー。
おくさんは、「バッグ イン バッグ」として使うと便利、と言ってたけれど、たしかに、形が自由に変えられるから、かさばらなくていいかも。
買い物袋として、かばんに入れておくってのも手ですな。

2011年7月11日月曜日

上半期ベスト

やっと、梅雨が明けましたねぇ。
私は、暑さには(そしてさらに寒さには一層)弱いわりに、夏という季節がだいすきです。
とくに、7月のおわり頃。
なんかもう、なんでもできちゃうような気分になります。
夏本番!むやみにたのしみっ。


といっても、ハワイに行くわけでも、危険な恋をするわけでもなく、空き時間を見つけては地味にかぎ針編みをし続けている日々。
どこにでも携えて行ってます。
バスでもカフェでも会社でも編むぜ。



「6段で1柄の模様を、1柄のあいだで6目ずつ減らしていくのを12回繰り返す」ってところを今編んでいるのですが。
こんなふうに。


間違えずに編めてると、こんな風にきれいに目が減ってナナメになっていきます。

はじめは計算間違って模様が上下でずれていたり、目数が端っこで足らなくなったり、編んではほどいてばっかりしていたのですが、やっとすべてが解明!スッキリ!!もう間違いっこないわっ!ってとこまできたので、あとは目数をきっちり数え間違えないようにしながら編むのみ。

169目からはじめて、とりあえず胸の下あたり、いちばん目数が少ないところで97目まで減るので、だんだん楽にはなっていってるはずですが、未だ編んでも編んでも先が見えない状況。。。。



でも前よりは進んでるでしょう。



ところで、上半期も終了したということで、どうでもいい話ですが、私的上半期ベスト愛するモノ!
第3位


ステファノ・ポレッティのパールとサンゴのネックレス。らぶ。


第2位




ゼリーみたいな色のもの。
とくに上のピアスだいすき。


第1位!



アスティエの香水。
パリの家具や食器のブランド、アスティエが、フランソワーズ・キャロンという女性の調香師と組んで作った香水。
パッケもおしゃれ。

フィレンツェで作られた美しい吹きガラスのボトルに納めらた香りはなんともさわやかでやさしくて、自然の植物の香りがして、付けているとほんとによい気分になれます。
もともとミスディオールのを使ってたのですが、だんだん身のまわりがオーガニックになるにつれ、どうしても香りが不自然でキツいものに思えきて、付けることができなくなってしまった。
かといって、エッセンシャルオイルだと香りが弱すぎて物足りないし…、ってところで、友達に勧められて使い始めたのですが、大満足です。だいすき。
アスティエの香水は3種類の香りがいまのところありますが、ここの香水なら、普段は香水をつけないという人でも大丈夫と思う。というか、付けたくなると思う。

これまた香りがすてきなキャンドルは、アスティエのインスピレーションにぴったりきた、世界中の都市の名前がついています。
「KOBE」って名前もあるよ。

2011年7月9日土曜日

ビョークの音



ビョークの最新ライブ音源。
秋にも完成するアルバム、『バイオフィリア』からの最新シングル「Crystalline」。
この、バイオフィリアというのは、単なる音源を発表するだけじゃなく、いろんな分野にまたがって一連のプロジェクトになってるみたいですが、解説を読んでもなんだかよく分からんかったのでしたー。

とにかく、毎回まったく違ったアプローチで、「音」の解釈を根底からひっくり返してしまうような作品を作ってしまうビョーク。
今度のも期待大。
シングル、いい曲ですよねえ。はぁ。

2011年7月7日木曜日

おいしいお水


これご存知?
水道水を入れて注ぐだけで、フィルターの中の炭素が水をろ過するので、おいしいお水が飲めちゃう、というもの。


フィルターは、だいたい300回くらい使用可能。(交換用のフィルター別売りあり)
ボトルはリサイクル可能素材。
使うのは水道水のみ。
なんだかとってもエコ!

というか、震災の後ちょっとの間、ペットボトルの水が売り切れて手に入らなかったことありましたよね。
その時に、水道水は飲みたくないし(おいしくなってきているとは言ってもやっぱりね)、お茶はまた違うし、って困ったことがあったので、こういうのはすごくうれしい。
手軽なのが、いちばんよい。
わざわざお水を買いにいかなくてもいいし。(そう考えると、お水150円くらいって、高いよねえ)
職場に置いてます。
働く女子にオススメ!!
超軽いから、持ち歩きにも便利。

2011年7月5日火曜日

きゅうりな日々

きゅうりが豊作中!
浅漬けばっかりで食べているので、ほかに何かないものかと思い、てきとうに作った棒々鶏。
練りゴマがない時は、すりゴマにマヨネーズでもいけるらしいと聞き及び、試しにやってみた。


やっぱ練りゴマがベストねー。
すりゴマにすると、ゴマの食感が鶏と合ってておいしかったけど。


どっちにしろ、最近きゅうりばっかり食べてます。
夏野菜食べて、熱を放出しないとねっ。

2011年7月4日月曜日

いい話、について。



立川談春独演会@兵庫県立芸術文化センター
ついこのあいだの春風亭昇太独演会に続き、同じ会場でまたまた落語みてきました。

まずおもしろかったのが、客層がこのあいだと全然ちがう。
昇太さんのときはけっこう若いカップルとかいたし、お母さんと娘みたいな組み合わせとか、なんか映画館っぽい客層だったのですが、今回は一転、本来の落語ユーザー?らしいというか、ハッキリ言うと老人が圧倒的に多い。
京都のときもまぁそうだったんですけどね、だから、あぁやっぱり落語はこうよねぇ、と、ちょっとほっとする感じもありましたが。前が若すぎたというか。


内容は、やっぱりちょっと時事的なことも反映して、締めのネタは人情ものの「いい話」でした。
こういう落語会に行くようになって初めてちゃんと落語を聞いたくらいの私なので、落語の人情噺というものがほかにどんなものか、というのを知らないのですが、セリフまわしも設定もほんとストレート。
セリフだけ文章かなんかで読むと、きっと気恥ずかしくなるような。

ストレートなものって基本的に苦手なんですが、でもストレートな方が確実に伝わるし、だからって伝え方がひとつかというとそれはいろいろあって、核心がまわりくどいのって、結局は伝える側のエゴでしかないのかもしれない、と思った。
言いたいことはわかりやすく、伝え方には技術とユーモアをもって、ってかんじ?
べんきょうになります。らくご。



「人情八百屋」という話は、もっと後に続いてもいいんじゃないの?ってところで唐突に終わってしまうのですが、「完璧にできてる話のほうが逆に嘘っぽいと最近思うようになってから、このネタをよくやるようになった」というような感じのことを談春さんは言っていた。

こういうご時世だから、って言い方はあまりしたくないけれど、やっぱり、「いい話」というのは必要なのかもしれない。
だからって、自分だけわかったようなふりはしたくない。
これからもずっと、きっとこういうのは続くわけで。
めでたし、では終わらないのが現実なわけで。
そういうことを考えてると、このひとすごい親切な人なんだろうなぁ、と思ったのでした。


「へっつい幽霊」は、名前は知ってたけど初めて聞いた。おもろーい。

2011年7月1日金曜日

MOKUBA


さくらんぼの季節ですねっ!!
今日のおべんとうデザート。
あまりにかわいかったので撮ってしまった。
実際、めちゃうまやったあ。
もうこれ以上ムリってくらい、一日中さくらんぼばっかり食べていたい…。



ところで、MOKUBAのリボンをご存じですか?
東京の、リボン専門メーカーです。
現在、世界中のトップブランドのデザイナーにその品質を認められて、さまざまな使い方をされています。
すごいのは、どんなビッグメゾンであっても特注を受けずに、作った製品がそのままの形で使われていること。
そして、欧米向けの売り上げが半分近くになっても、日本製を貫いていること。

けっこう前に繊研新聞で取り上げられていて、とても興味深かったので切り抜きをスクラップしていたのですが。




かなり思い切ったプレゼンの仕方で徐々に海外での認知度が増したのですが、それは、年に2回、新商品を「贈り物」の形にして郵送するというもの。
1つの贈り物の製作費は1万から1万5000円!年間5000万円以上かかるらしい!!
本気でセンスと技術とこだわりを詰め込んで、箱や包装まで徹底して、受け取ったデザイナー自身がわくわくして創作意欲がわくような「贈り物」にするそうです。
もちろん、流通など色んなやシステムの改善など、リアルな面での使いやすさも理由でしょうけど、ビジネスが成功したきっかけが、こんな素敵で夢のある発想っていうのが、いい。

その、MOKUBAのリボンを買いました、というお話です。
ラッピングとか、小物がそろっているお店には置いているのかなあ。
私は大丸神戸店に入っている、Recipeというラッピングのお店で買いました。
1mいくら、って、買い方。
この記事を読んで以来、MOKUBAってタグを見ると、いつも、ほしいなぁと思ってはいたのですが、でも洋裁しないから使い道ないしなぁ、ラッピングに使うにはもったいないしなぁ、ってやめていたのですが、これは一目ぼれ。迷わず購入。



ブルーの部分の、質感がいいのですよ。ちょっと立体的で。
それこそ、創作意欲をかきたてる。
どんなニットを編んだら、このリボンとすてきに組み合わせることができるかなぁ、みたいな。


あ、あと、これだけ欧米のビッグメゾンに使用されるようになっても、デザイナーとは会ったことないらしいですよ、MOKUBAのデザイナーさんは。
でも、「贈り物」が届くと、デザイナーから直接お礼の電話が入ったりするらしい。
品質に誇りをもっていて、けっして媚びないかんじが、カッコいい。