2011年4月28日木曜日

連休のたのしみ

金曜日から、いよいよゴールデンウィークですな。
お天気もまぁまぁ良さそうで、いろいろしたり、あちこち行ったり、あれこれ作ったりするつもり。
遠くまで旅行に行ったりもいいですが、小さなやりたいことをいーっぱいできるお休みっていうのも、しあわせでよいですね。

で、この休みに読みたくて置いてる本が、これ。


ボフミル・フラバル 著 『わたしは英国王に給仕した』
池澤夏樹が編集する、世界文学全集のなかの1冊です。
映画「英国王給仕人に乾杯!」の原作。

映画が公開されたときに非常に気になっていたのですが、結局観れず仕舞いで、それきり忘れていたのですが。
チェコの作家です。
チェコってだけで、まず惹かれる。ミラン・クンデラすき。
そして、怒涛のほら話って紹介にも、食いつかずにはいられない。

なんとなくですが、やっぱりお国柄ってあると思います。
それは、国自体が乗り越えてきた歴史によって形作られた、国民の物事の捉え方みたいなものかなあ。
チェコは、まぁ非常に大雑把な言い方ですが、政治的に過酷な状況が長かったから、どこか皮肉が強いというか、笑いも一筋縄ではいかないようなイメージがある。そのかわり、全てそんな感じに笑い飛ばしてしまえる、というか。
ま、チェコの知り合いもいないし、行ったこともないので、あくまで「ブンガク」イメージでしかないですが。

この、極私的「ブンガク」イメージのランキングでは、南米、ロシアに次いで、チェコに魅力を感じるわけです。


そしてブンガクイメージ第1位の南米モノではこちら。


アルゼンチン、 Carlos Aguirre Grupo(カルロス・アギーレ・グルーポ)の、「Rojo」というアルバム。
アルゼンチンは、南米の音楽の中でも独特なものが多くて、おもしろい。
土着的な部分と、最先端の部分と、ヨーロッパ伝統のクラシックな要素と、全てが混ざりあって、聴いたことのないようなものが作り出される。
以前に紹介したリサンドロ・アリスティムーニョ も、アルゼンチンの人です。
(コチラ ⇒ http://hakusen-moko.blogspot.com/2010/06/blog-post_23.html



この人のアルバムは、アートワークも凝っていて、これは2枚目のアルバムなんですが、中身はこんなの。






ひもで繋がってるんですねー。
おしゃれ。


そしてここにも注目。


ケースの中に、葉っぱが入っているのだ。
すごいセンス。

音楽も、入れ物に負けず劣らずハイセンスでハイクオリティです。
連休はこれにきまり。


みなさんも、よい連休をお過ごしください~。
とうぶんこのブログもお休みです。
お休み明けにお会いしましょう!!
では。

2011年4月27日水曜日

「トゥルー・グリッド」のこと



週末、ジョエル&イーサン・コーエン監督の「トゥルー・グリッド」観ました。
晩年のジョン・ウェインにアカデミー主演男優賞をもたらした1969年制作「勇気ある追跡」のリメイク。
観終わったあとに、なーんの引っかかりも残らなかったので、観たこと自体すっかり忘れてたあ。

コーエン兄弟の作品は、シリアスで皮肉な作品と、これまた皮肉なコメディーとのだいたい2種類で、大傑作もコケたのも、どっちにしても異様にひねり満載で、観終わった後、体の中を乾いた風が吹くような、それが癖になる感じで好きなのですが、今回は、びっくりするくらいの王道。

父親の敵をうつために、14歳の生意気で賢い女の子が、酒飲みの保安官を雇って旅に出る話。

王道とは言っても、コーエン兄弟なりの王道と言いますか。
主人公たちはとても人間味のある人に描かれているし、父親を殺された恨みとか、一緒に旅をするにつてれお互いの信頼感が増す感じとか、べたっと作ろうと思えばそういう要素満載なのに、そうはならない。
かといって、感情移入できないことも、ない。
見せ場はいっぱいあって、そこはもちろん、どきどきする。
でも不思議と、後にはモヤモヤも、高揚感も、満足感も、なんかそういう感情を揺さぶる名残りみたいなものが全くない。
不思議な映画です。
こういうのこそ、良くできた娯楽作、と言うのかもしれない。
観ている間は、めいいっぱい別世界に行けるけど、あとに残らないもの。
やっぱり、さすがだなぁ、と思った。こういうのも、作れてしまうんだ。
私はけっこう好きです。この映画。
DVDよりも、映画館で見る方が楽しめるはず。
もうすぐ終わっちゃいそうですが、おすすめ。

2011年4月26日火曜日

鳥肌モノ


今更ながら。。。
アーケイド・ファイアの「Suburbs」を聴きました。
発売前からものすごい期待されていたし、発売後の評価もすごい高かったし、そのうえ驚きのグラミーまで受賞してしまったので、いろんなところで曲を耳にすることも多く、なんとなくすぐに買わなくてもいいかーと思ってしまって先延ばしにしていたのです。
タワーレコードでセールしていたから思わず買ったのですが。

これがっ!
もっと早くに買っとけばよかったっ!半年損したあっ!くそー。
それくらい、よかった。
最近あんまり、いわゆるアメリカの王道(と、アーケイド・ファイアが言えるかはまぁ、いいとして)のロックは買ってまで聴くことが少なくなっていたのですが、切実なメッセージと、それを広く共有できるいいメロディーと、深く刺さる演奏の勢いと、となると、やっぱりこれに限る、と思った。
形としては王道でも、これだけの深みがあるのは、演奏が卓越してうまいのと、アレンジが凝っているからのようで、ライブがこれまたすごいらしい。

とにかく、何回聴いても鳥肌モノ。もう、うわぁって口に出しそうになるくらい、すごいです。
聴くべし!

2011年4月25日月曜日

本体できた

本体ができました。あとは、袖をつけるのみ。(って、まだ編んでないけどね)
まずは前から。




そして、後ろから。
模様の色、変えてるでしょ?




あとは、左右から。




ちょっと襟ぐりが着てみると狭い感じがしたので、あとで手直しするかも。
そして、もうちょっと裾のゴム編みが長くてもいいかなぁ、とも思ったけど、これは直さないかなあ。
袖を付けてみてから、バランスで考えます。


しかし、いつもこの段階で痛感するのは、「思った以上にはやっぱりならないなぁ」ってことです。
「思った」というのはつまり、「こういう感じに作りたい」という意味。
この1年ほど、やっとこさ思った程度には仕上がるようになったので、それだけでもだいぶ編んでいて楽しくなったのですが、それでもまだまだ、仕上がり近くなってきて、「わー上手に編めたし、デザインも思い描いた通りの形になったし、こんなにステキになるとは思わなかった!これならお店でお金出してでも買う!!仕上がるのが楽しみ!!!!」とは、ならないですねぇ。
だいたいが、わくわくして編んでいた気分が、しゅるしゅる~っとしぼんでいくのだ。。。
この、自分の中の「思った」の設定ハードルが異常に高いのが、我ながら良くないなぁ、とは思うのですが。
しかし、だからこそ毎回がんばれるのです。納得に少しでも近づくために。
スポーツ選手みたい?

あ、でも、袖をつけるとけっこうおもしろいと思います。
おもしろい袖なので。
さぁ、残りちょっと、がんばるぞ。

2011年4月21日木曜日

またまた水曜市

今週の水曜日は、前にも書いたことのある、月に1回の「元町1番街水曜市」の日でした。
コチラ ⇒ http://hakusen-moko.blogspot.com/2011/02/blog-post_17.html

この3カ月ほど、月にひとつずつジャムをお買い上げ。
それで、クッキーやマフィンを作ります。
今回は、ブルーベリーを。


もちろん、ゲル化剤など入っていないので、さらさらのジャムです。
つぶがそのまま入っていて、ごろごろしている。

そして、米粉も購入。


姫路の、「夢工房」というところのもの。
有機栽培で野菜やお米を作っているところらしいです。
(サイトはコチラ ⇒ http://www.y-yumekoubou.net/
米粉は、いわゆるふつうの精米したお米を粉砕して粉にしているものなので、そのままお米の味が反映されるわけですな。
おいしくないお米なら、もちろん米粉もマズい。
米粉ならなんでも甘くておいしい、ってわけではないはず。
こちらは有機栽培にこだわっているようですし、使う米も古米でなくその年にとれたものらしいので、そういう面でも安心かな、と。


ヨーガンレールのお菓子レシピは全部、米粉と全粒の薄力粉を使います。
こないだナチュラルハウスで買った米粉を混ぜてマフィンを作ってみましたが、すごいしっとりおいしくできた。
甘みもハチミツだけで砂糖は使わないのですが、まったく物足りなくもなく、逆にこっちの方が自然な甘さで私は好きかも。
なので、とうぶん米粉と全粒粉をベースにしたお菓子に熱中しそうです。



そういえば、「暮らしの手帖の評判料理」。春夏編が出ましたね!
今回もよいですよー。
寝る前に読んでますが、めくるめく妄想がふくらみます。
前菜はこれにしてメインは…、デザートはやっぱりこっち?とか。


今回はちょっと前より手の込んだ料理が多いかんじ。

バターも牛乳も使うけれど、河田さんレシピのレモンケーキを作りたい!!

2011年4月20日水曜日

モードなかぎ針編み

先日届いた春夏の糸。
2つあったうちの、麻100%の赤い糸(これに書いてたもの、ね。 http://hakusen-moko.blogspot.com/2011/04/blog-post_13.html
をどうやって編もうか考え中です。

棒針でメリヤスを編んでみたのですが、どうもやっぱりこういう夏糸は、かぎ針の方が質感としていい感じになるようで、かぎ針で編むことになりそうです。

はっきり言うと、夏の、かぎ針編みのニットは、あまり好きではない。
編むのはいいのですが、自分で着る気がしないのです。
おばさんニットっぽいか、フォークロアっぽくなりすぎる。もしくはメルヘンっぽい。
しかし、糸がかぎ針編みに適しているのなら、しょうがないなー。
これは良い機会、ということで、モードなかぎ針編みニットに挑戦します!


で、当初はワンピースのつもりだったのですが、今考えているのが、ワイドパンツ。全然違うけどね。
余力があれば、できれば上下おそろいでセットアップにしたいなぁ、と。
ここ数年、オールインワンが流行ってますが、ワタシ的にそれよりステキだと最近思うのが、上下のセットアップで、つながってるようにみえるけど別々ってものです。
たとえば、これ。






ぜんぶ、アーデムのものです。2011 PRE FALLコレクションより。
あいかわらず、さいこう。

こんなふうに、ワイドなフレアパンツを、かぎ針の模様を組み合わせて編んでみようかと。
また変更するかもしれませんが。
かぎ針で編むと、下手するとヒッピーになるぞ、これは。。。



ところで、そのかぎ針の模様ですが、まぁ、だいたい本を参考にします。パターン集。
最近は、見た目もかわいくて、持ってるだけでもうれしくなるようなパターンブックがたくさん出てきています。
なかでも、朝日新聞出版から出ているこの2冊。



同じシリーズなんでしょうな。
パターン集なので、セーターとか小物とか、何かの編み方が載っているわけではありませんが、いろんなところに応用できるような、模様やモチーフの編み方がいっぱい載っています。
見せ方が、かわいい。
お花なんてどれも編んでみたくなるものばっかりです。
別にちゃんとしたものを作らない人でも、お花のモチーフをつないでリボンをつくったり、ブローチにしたり、髪飾りをつくったり、いろいろ応用できそうです。
洋服などの模様の一部に使うとしたら、初心者では自分で考えないといけないので難しいかもしれませんが、モチーフそのものを編むのは全然初心者でも編めちゃうくらいの難易度です。
「はじめての」ってなくらいですから。

興味のある人はどうぞ。

2011年4月19日火曜日

別次元の音


そういえば、レディオヘッドの新譜(デジタル音源でなく、CD盤リリース)が、震災の影響?か発売が延期していたのですが、ちょっと前に手にしていたのでした。

いつもは発売日にどきどきしながら買ってかぶりつきで聴くのですが、今回は、音源としてはずいぶん前にリリースされて、内容もある程度知っていたせいで、なんだかいつもよりうわーってほどの感動がないのがざんねん。

もう世界中のどのロックバンドとも別の次元で鳴る音は相変わらずですが、なんだろう、OKコンピューターからKID A以降の、こんなこともできるんだ!みたいな感動があまりないのは、その「別次元」をもう確立してしまって、その中でより深ーく掘っていく感じに今なっているからなのか。
すごいなー、とは思うけど、どきどきしないのは、その辺かもしれない。
さいきん毎日聴いてるんですけどね。
ぜんぜん聴き飽きないくらい緻密です。聴き続けているうちに、とつぜん、うわーっすげーってなりそうな気もする。
何にしても、ライブがたのしみです。
ライブこそ、さいこうなバンドなので。あの緻密さを、あれほどナマで肉体的に表現できるバンドない。
早く来日してほしいものです。

2011年4月17日日曜日

前だけ

きもちのよい週末でしたねー。
わたしは髪をきりました。
といっても、月に1回は切っているのですが。今回はちょっと短めに。
「またモテない髪型にしたがる」と美容師のおっちゃんに言われつつ。


ところで、編み物の話です。


前身ごろができました。




裾のゴム編みは、しましまに。
本体は8号なので、6号針にしてあまり縮まらない程度にしました。

今後の手順として、
後ろ身ごろも裾のゴム編みをする → 前と後ろの肩をくっつける → ぐるっと襟ぐりのゴム編みをする → 袖を編む → 袖をつける → 糸始末
で、完了!
長い工程のようですが、本体さえできりゃあね、あとは早いです。
そろそろ、次の夏糸ワンピースに取り掛かります!!

2011年4月13日水曜日

春いろ

このあいだ、春夏の新作展示会で予約した糸が、とどきました。
今回は早い。
問屋さんがテキトーで、いつもならたいがい1ケ月くらいはかかるのに。


まずは、こちら。
ニッケビクター毛糸の「サンセール」の2色。


左が553番、右が552番です。
レーヨン93%、ナイロン7パーセント。真夏はキビシい素材なので、まぁ、春か秋用かな。
とても色がキレイです。



552番は、水色ベースで、ピンクやグリーン、オレンジが混ざってる。


そしてピンクベースの553番は、水色とオレンジ、ベージュなど。

ずっとこういう配色の段染め糸を探していて、ほんとうはモヘヤが良かったのですが、あまりにこの2色が編みたいニットのイメージに近かったので購入。
交互に使って編むつもりです。
ゆるいシルエットの、袖も広めのをイメージしてます。


ちなみにこの糸、色が11色もあります。


全部実物を見たけど、買った2色がいちばん春っぽい色です。
けっこうくすんだ色合わせのが多い。
でも、どの色合わせも、なんかちょっと変わっていておもしろいです。あんまりない感じ。




もうひとつは、こちら。


待望の、麻100%。
しかも、赤!
これもニッケです。なんか今回、ニッケが良かった。

写真はフラッシュの加減ですこし光沢があるように見えますが、そんなにはない。
ちょっと控え目な、赤です。
これは、展示会で編み地見本を見た限り、どうも撚りの加減か、片方に流れたようになっていて、どうせならその感じを活かした編み方にすれば、ということで、ワンピースのデザインを模索中です。
キッチリした形を出したいような、カーディガンとかには向かないように思います。ゆがむはず。


この糸も、麻100の素材にぴったりの、ナチュラルな色味がそろってます。
カーキとだいぶ迷ったのですが。






そして最後にヒミツの糸をちょっと紹介。
ゲージをとり始めました。



この3色。


これまたニッケのコットン50。
つまり、綿が50%ってことです。のこりの50%はアクリル。
綿100の方がいいのでは?と思いそうですよね。
でも、質感も、色も、編みやすさも、100よりは若干他のが混ざってる方が、いい感じなのがほとんどです。
とくに、初心者は、100なんて編みにくいし、慣れてないと編み目が不ぞろいに見えてあまりおススメしない。

この3色で何が出来上がるのか…。
おたのしみにっ!!

2011年4月10日日曜日

春らんまん

春本番ですな。
週末は、お花見に行ってきました。
行き先は、龍野(たつの)です。
なんと、県内有数の桜の名所なんですねー。
全く知りませんでした。
夙川よりも桜は立派らしい。
しかも人が少ない。穴場だ。
ほとんど、近所の人しか来てないっぽかったなぁ。

見どころは、龍野城(復元)と龍野公園。
でも、お城の高台から眺めるとまち全体がぼんやりさくら色なくらい、桜の多いまちです。
城下町の白壁が観光地というより本気でレトロで、ひたすらのんびりしていて、今思い出しても浮かぶ映像がどことなく薄い水色と桃色という、昭和の初めから時間がとまったようなところでした。
和洋折衷のふしぎな洋館みたいな民家がみょうに多かった。ふしぎ。

観光地という意味では、先日行った篠山の方が断然にぎわいはあるけど、龍野の方が町として立派に見えるのはなんでだろう。
にわかで観光(外から来る人びと)向けに作られた感じがないからでしょうか。
(それにしても、お茶をするところすら、あまりなかった)



とりあえず、おきまり浮かれ写真。
お城の入り口にて。


満開!!!


お城は、こんな感じです。



京都みたいに、庭園と桜、というのももちろんテッパンですが、お城と桜というのもさらにテッパン。
ハズしようがないなあ。




あと、龍野はヒガシマル醤油のおひざ元らしく、淡口しょうゆ資料館なるものがあるのです。(ただの醤油ではなく、うすくち、というのがミソ)
入場料10円。
いっそ無料にすればいいのに。

かなりレトロな、元の本社兼工場の建物を見学できる。
中身は、手作りで淡口しょうゆを作っていた当時の全てを展示してるもの。


オトナの工場見学でもないですが、こういうのって、オトナになってからの方が断然楽しいですよねぇ。
こんなことしてみたり。(さわっちゃダメなのさ)



桜見物でもない限り龍野にわざわざ行くことはないですが、もし道に迷ってこっち方面に入り込んでしまった人は、ちょっと寄ってみても悪くないかも(って程度の薦め方でごめん)。
あ、でも、帰りに寄り道した姫路よりは、私はこっちの方が楽しかったな。

あと、名産に、「うすくち醤油まんじゅう」なるものがあります。
温泉まんじゅうの皮が、うすくち醤油味。めっちゃ醤油辛い店もあるので要注意。

2011年4月8日金曜日

ブルつながりで

フレンチブルつながりで、またうれしかったこと。

らぶくつした!なワタシですが、先日篠山に行ったときに、町屋を改装した洋服やさんでなんとなく買ったナチュラル系のニーハイソックスが異常に履き心地がよく、ほかの形も欲しくなって調べてみたところ、作っている会社は実店舗での販売はしていなくて、卸先の詳細もわからなかったので、これは篠山に行かないと買えないのかなぁ、と思っていたら、元町のカフェ兼雑貨やさんで発見。 そのくつしたのブランド名が、こちら。



「フレンチブル」というのです。調べてみたら、けっこうネット販売とかが多いみたいですな。サイトはこちらです。 http://www.french-bull.jp/ ここでの通販はしてないようです。

この、布のタグが付いている。かわいい。

今回みつけたのは、よりなちゅーるなもので、麻と綿の混合のハイソックスです。
色がいい。



篠山で買ったのは、こちら。
ニュアンスのあるベージュ。



ここの靴下のなにが良いって、ハイソックスなのにずれてこない。
ずれてこないけど、締め付けもない。
ずれないハイソックスは、履き口のリブがきつくて、太ももとかふくらはぎのいちばん太い部分が履いてるうちにぎゅーっとなってくるものが多いですが、それがないのです。
見たところ、履き口あたりの編み方を3段階くらいで変えているからみたい。
素材もいいから、肌触りもいいし、いろいろこだわりがあるわりには、値頃感あり。
私としては、ドレドレ(フランスの老舗メーカーね)よりもいいなぁ。
あっちはもうちょっとシックですけどね。モード系にも合う。



モード系といえば、今季はAyameのくつしたがイマイチで、その代りアンティパストが超かわいい。
いろいろある中から、この二つを迷いに迷って選びました。









永遠に、そして年中季節問わずしましまが好き。

下のは、ストッキングの素材で作ってて、かかとなし。新鮮。
どんな服に合わせるか、想像がふくらむ。

2011年4月6日水曜日

再会

昨日とてもうれしかったこと。



このフレンチくんに再開できたのだ。
この写真は、去年の冬に居留地にある銀行の入り口で飼い主さんを待ってたところを撮らせてもらったもの。
寒かったので、鼻水で鼻の下がまっしろになってるのが、またかわいい。

きのう元町商店街を歩いていて、お店の横につながれていたフレンチの顔があまりにかわいかったのでおさわりしてたのですが、よく見てみると前のコと同じだった、という。
銀行に行くたびに、いないかなぁ、と探していたのですが、こんなところで会うとは!
飼い主さんと、生活圏が同じということがこれで確定。
こんど会ったときは名前を聞いてみよう。
あぁ、かわいかったあ。


フレンチついでに、激写を一枚。


犬の変な顔を撮ることに喜びを感じるワタシ。

2011年4月5日火曜日

春夏の糸のこと

現在、前身ごろを編んでいます。
真ん中を過ぎたあたり。もうすぐアームホールです。


お気づき?でないよなぁ、きっと。
前身ごろは、後ろと逆の配色なのです。
オレンジがふたつ。

ちなみに、編んでいて糸が絡まないように、編む順番に並べて編んでいくのですが、こうしたら絡まないよ、と先生に教えてもらったのが、これ。


紙袋に並べて入れて、そのまんまひっくり返す!
牛乳パックを使う人とかもいるみたい。
その方がしっかりしてていいかも。
でもこの方法たしかに良いですよ。編んでいて混乱しません。

とにかく、袖と、身ごろの裾のデザインはこないだ決めたので、あとは、さくさく編んでいくのみ。



それと、思い出したように編みはじめた、れいの帽子。


先日、まえに書いたこともある、糸メーカー各社が主催する新作の内覧会の、春夏バージョンに行ってきたのですが、春夏の糸を2種類ほど注文してきました。

今年の傾向として、というか、最近ずっとそうですが、相変わらず多色染めが圧倒的に多いです。
単色を探すのが難しいくらい。
あと、ラメが多い気がする。
私は、麻の100パーセントの糸で、色がキレイなものを探していたのですが、この辺のナチュラルな糸も(コットン100パーセントとか)、今年は案外よいものがありました。
本来こういった夏糸の100パーセントモノは、どうしても重くなるのですが、その点は改良されていて、軽いし、ガサガサした手触りがほとんどない。
やっぱりこういったのを見ると、日本の糸メーカーの技術力ってすごいなぁ、と感心します。
しかし!色が全体的にオバサンっぽい!
春夏なのに、ほとんどの糸がくすんだ色をしていて、ナニ?これから秋?みたいな。
なんでなんでしょうか?
世間の流行は、花柄とか原色とか、かなりハッピーなモードなのにね。不思議です。
いったいどの辺をターゲットにしてるんだろう。

で、やっぱり暖かくなってきたし、春の糸も注文しちゃったし、一気にこんなもこもこ糸で帽子を編む気分でなくなってしまった、と。
ぜんぜん進んでおりません。
冬までにできればいいかなー。

2011年4月4日月曜日

おすそわけ

年度末の大忙しで疲れ果てたせいか、風邪をひいたもよう…。
鼻と耳がつまっているので、なんだかもわあんとしております。

ところで、家のオーブンレンジが新しくなりました。
用済みになった、未使用の展示品をもらったのです。
前から使っていたものは、焼きムラができてイマイチだったのですが、やっぱり新しいのは、よい。
ちゃんとしてる。

なので、試しにお菓子を焼きまくっています。
とくにマフィンの焼きあがりが格段に違う!うれしい。


手前から時計回りに、抹茶と甘納豆、新たまねぎ、チョコチャンク、くるみとバナナです。

マフィンだけで20個くらい焼いたので、おすそ分けを。



ラッピングをちゃんとするだけで、なんだか売り物のように見えるからふしぎ。


もうこのレシピで作るお菓子は完ぺきにマスターしたので、次なる段階は、さらに、お砂糖さえも使わないお菓子。
きのう、ほしかった本を買いました。


ヨーガンレールは、社員食堂が有名ですよね。
おかずの本が出ています。
このお菓子の本も、同じくヨーガンレールで販売されたり社員のおやつに食べられたりしているお菓子のレシピを集めた本です。
なんと、お菓子を作っている人は、ヨーガンレールの社員さんで、デザイナーさんでもあるらしい。

ずっと趣味でお菓子を作っていて、でもレールさんに、「お砂糖を使ったものはぼくは食べないよ」と言われて悲しくなって、ならば、とお砂糖なしのおいしいお菓子レシピを研究してるうちに、社員の間で評判になり、お店で販売するお菓子の担当に抜擢されたけれど、月曜日から水曜日はデザイナーさんを今まで通りしているというステキな人です。

お砂糖のかわりに、はちみつや、メープルシロップを使う。
あと、小麦粉は使わずに、全粒粉と米粉を使う。
なのできっと、粉本来の甘みで、おいしく食べられるのでは、と。
米粉を手に入れて、作ってみようとおもっています。
基本は、なかしましほさんのレシピと同じかんじで、バターや牛乳は使わずに、菜種油をつかいます。
あとちょっとオトナ味で、スパイスやラム酒を入れたりします。
どんな味に仕上がるかたのしみ。

あと、この本見た目もよい。
とても気分がよくなるというか。
単なるナチュラル志向のものではなく筋が通っているから、田舎くさくないというか、シンプルなのにとてもセンスがいいです。

さいきんトキメいて買う本は、圧倒的に料理系が多いなぁ。
読ませるうえに、役にたつ、からでしょうか。写真もキレイし。