2010年9月29日水曜日

しあわせの、原点



やっと、秋らしくなってきましたね。
私は、今頃になって夏の疲れか、昼間といわず一日中ねむくてねむくてしょうがないです。
11時に寝ても寝不足です。
猫のように一日中寝ていたい、という願望もこめての、写真。

新潮社が出している、翻訳モノのシリーズで、新潮クレスト・ブックスというのがあります。
世界各国の、あんがいベストセラーになってるようなもの、でも日本人にはあまり知られていないものを翻訳してくれる、翻訳モノ好きにはやさしい、でも、お値段が妙に高くて全然やさしくないという。

ジュンパ・ラヒリとか、アリス・マンローとか。さいきんでは、イーユン・リーとか。

そのクレストブックスが小冊子を出していて(無料)、ミランダ・ジュライの短編ひとつと、その翻訳をした岸本佐和子の、本人へのインタビューが読めます。
なんて太っ腹。
そのインタビューの中で、ああ、いいなぁ、と思ったものがあったので、それを書きたいな、と。


『日々の暮らしのなかで、心惹かれる人や状況に出くわしたり、ふと耳に飛び込んできた言葉にはっとしたりすることがあって、そんなときに思うんです、「この世界はわたしのためにあるんだ!」って。』


しあわせの、原点だわ。
そういうインプットができる人だから、小説としての、アウトプットも可能なのかしら、と。
実は読んだことはないのですが、読んでみたくなった。

2010年9月27日月曜日

禁断の…

ついに、禁断のアレに手を出してしまった…。


5本指くつした!

女子の長靴、パンプス用甲浅ソックスと並び、私的3大禁断グッズである5本指くつした。
なぜ、ついに手を出す運びとなったかと言うと。
こういうこと。




お分かり?
普通靴下と2枚重ね履きしてるんですねー。
1枚目の5本指はシルク素材、その上に履く普通のはコットン素材、と、肌に触れるものをシルクにすることで体内の毒素を吸収する働きもあるし、通気性保温性ともに優れているので、この順番がいいらしい。
そして、そのシルクが5本指だと、足指の動きが活発になることで血行が良くなり、むくみや冷え性が改善されるらしい。

このあいだ、「天然生活」という雑誌を読んでいたら、ファッション特集というか、オシャレな人の部屋着特集みたいなのをやっていたのですが、まあ、ああいう類の雑誌なのでみんな似たり寄ったりのナチュラル(ひとつ間違えるとだらしないというか。しつれい。)な格好なわけです。
それは別によいのですが、登場している人が、みんなほとんど5本指靴下に、重ね履きで6枚とか靴下を履いていて、それに驚愕したのでした。
6枚って。なんでまた。靴が履けないでしょうに。
でもそれで気になってちょっと調べてみると、年中重ねて履いてることで、冷え性がなくなるらしいですねー。
恐るべしナチュラル。
ナチュラルをバカにしつつ、でも早速ナチュラルハウスに買いにいったのでしたあ。(ナチュラルハウスはだいすき)
ちなみに、買ったのは、2枚セットです。1500円くらい。思ったより安かったので、即買い。
4枚セットなんてのも、売ってた。

さすがに出かける昼間は履いてないのですが、夜寝るときに履いて寝てます。
まだあったかいからね、よくわかりませんが、けっこう気持ちはいいもんです。
いいかも。

2010年9月26日日曜日

展示会のこと、など


ただいま、こんな状態。
前身ごろの右と左ね。

ところで、この土曜日、毛糸の問屋さんが一堂に集まる、秋冬新作の展示会に行ってきました。@明石商工会議所
新作の展示会は年に2回行われているのですが、キホン先生向けのものだと思っていたので、見に行くのは今回が初めて。
行っておいた方が、今後のためになるから、と言われたのです。

普段教室で糸を選ぶときは、メーカーが出している糸見本の、5センチほどの切れ端を頼りに、編み地見本の写真と見比べて、こんな色の出かたをするのかなぁ、と、けっこう手探り状態です。あとは、同じくメーカーが出す編み物雑誌を見て、この糸使ってるなぁ、と参考にする、とか。(ユザワヤに見に行ってみたり。)

単色のときは問題ないのですが、多色のときは、見本だけじゃホントにわかりにくい。
それが展示会では、実際に糸を見られるのと、メーカーが提案するデザインで編まれた作品も併せて見ることができるので、どんな編み方が適しているのかが(たとえば、棒針で編むよりは、かぎ針で編んだ方が、この糸の場合はおもしろい色の出かたをする、とかね)一目瞭然。
かなりのワンダーランドで、わくわく度200%くらい。
2種類注文して帰ってきたのでした。

しかし、内容はさておき、展示会自体はえらい地味で、正直ビビりました。
なんか薄暗いし、かわいくないし、何より、来場者の平均年齢がおそらく70歳は超えてるであろう、超高齢ゾーン。
業者さんも、イタリアとかの変わった色合いの糸を置いてても、おばあちゃんたちには全くいい反応がない、とのこと。
だから余計に、提案するのもおばあちゃん好みのものになってくるし、ニワトリタマゴで、若い子が編み物しようなんてなかなかならない。
あれは問題だー。
編み物は、年をとっても長く続けられるのがいいところですが、そうやって長く続けているひとばっかりが残って、新しく若い人が始めることが少ないようです。
小物とか、アクセサリーとか作ってる人はけっこういるのになぁ。
若者はいったいどこで編みものをしてるんだろうか。さみしい。

以前にも紹介した、サンドラ・バックランドの超絶デザインでもご覧になって、元気になろう。
今季の新作。ニットではないけどね。





ステキといえば、こないだ、買ったはいいけどサイズが合わなくて履けないからあげたコンバースのスニーカーのお礼に、ともらった、フォートナム&メイソンのクッキー。
箱がめちゃめちゃステキ。
クレマチスのお花もよう。

2010年9月24日金曜日

奈良つづき(食べ物編)

奈良のつづきです。

ずーっと気になっていた、その名も「ぶと饅頭」!!
もとは春日大社のお祭りに神様にお供えされる神撰「ぶと」を、和菓子屋の萬々堂通則が食べやすいように改良したもの。カタチなんかは、神撰そのまんま。

包み紙も、趣があってすてき。



中身はこちら。


じつは、ちょっと硬い、あんドーナツ(にしか思えない)。
さっくりしてて、おいしいのだ。

奈良は、京都と比べると上生菓子のレベルが低いように思うのですが(上用饅頭を食べてみるとよくわかる)、おまんじゅうに関しては、けっこういい線いってます。
あんこがおいしいところが多い。
葛城にある、中将堂本舗の草餅なんてさいこうです。
そして、やっぱり葛がおいしすぎるので、葛もちぜんざいなんてたまらんのだ!
ならまちの、吉野葛 佐久良(http://www.nizuka.com/yoshinokuzu.htm
くずきりって線も大アリですが、やっぱりここは、手作りのあんこが楽しめるくずぜんざいをぜひ!!

食べ物話はこれくらいにして。
大自然をどうぞ。


ススキで有名な、曽爾高原ってところ。(今回は場所を明かす。でも着てる服は前と同じような…)
雨上がりで、ひんやりはいいろ。

もうちょっとすると、後ろに見える緑の部分が、ぜんぶ金色になるようです。
こんなかんじ。
ちょっと、九州の山みたいです。



でも今はまだこんなかんじ。



涼しくなってくると、いろいろ食べたくなるし、行きたくなるねー。

お土産に買った、唐招提寺のすずお守り。
ケイタイに付けるのだ。
いいおと。



今週末は、KOBE手づくり祭り、といって、各種編み物メーカーによる秋冬新作内見会。
たのしみ。

2010年9月23日木曜日

奈良の夜

さいきん、最も「へえ」と思ったこと。
 『せっけんに付いた髪の毛は、お尻にこすりつけるとすぐ取れる』
これマジで有効です。いいこと聞いた。へええ。



そんなこんなで、中秋の名月の日、お月見茶会に奈良の唐招提寺に行ってきました。
西ノ京らへんは、ほんと夜は真っ暗で、昔は追いはぎとか普通にいたであろう感じのところ。夜は、風情どうこう以前に、一人歩きはなんだかこわい。

(写真もなんだかおどろおどろしいけど、これはカメラがダメなせい)



22日は、当初夕方から雨が降ると言われてましたが、すこし曇りがちながらも、雲の影から時折くっきりと満月がのぞき、金堂の瓦屋根越しのその明りはほんともう吸い込まれるようで、1300年前からこの季節にはこうやってお寺に集まってみんなで月を見上げてたのだなぁ、と、しみじみ感動したのでした。

先日、10年に及ぶ解体修理の末に完成した金堂。



千手観音像。



金堂の仏様のあかりと、足元に置かれた、灯篭のろうそくのあかりと、月あかり。
茶会のお月見団子も薄暗くてはっきり見えなかったけど、盛りの萩の花もぼんやりとしか見えなかったけど、人の顔なんてほとんど見えなかったけど、でも脳みそが画像処理したかのように、イメージははっきり心に焼きついたのでした。

奈良の好きなところは、夜が、ほんとうに夜、なところ。

2010年9月21日火曜日

口ほどにものを言う


歌舞伎を見に行ってきました。
といっても、若干敷居低めの、これを見てゆくゆくは歌舞座に足を運んでね、という意味合いのもの。

演目は「鳴神」と「俄獅子」。
出演は中村扇雀、中村橋之助。

まわりは、おばあちゃんとおじいちゃんばっかり。歌舞伎座とかも、こうなんだろうか。

歌舞伎ってなんとなく敷居高いですが、実際に見てみると(初めて見た)、というか良く考えるとそもそもが大衆の演芸で、単に言葉が古いのでセリフが耳から理解しにくいという部分を除けば、普通に「芝居」なんですよね。
それも、自己満足的な部分が一切ない、見る側サイドに徹したエンターテインメント。
小難しいとこなんて、全然ない。
見る側がわかりやすいように、感情表現も体の動きで表す定型がいっぱいあり、それがもうあからさま過ぎてひいてしまうくらい。
なんかに似てるよなぁ、これ、と考えてみて、ちょっと、人形劇みたい、と思ってしまったのでした。(失礼?)
そういえば、文楽とかも、けっこうハマるらしいよね。
人の動きを人形なとこまで簡略化することと、人形が人の動きや感情をどれだけリアルに表せるか、通じる部分があるんだろうか。興味深い。

足の動きに、いちばん目が釘付けだったのでした。
口ほどにものを言う、ってかんじ。


そういえば、一緒に行った友達が、「海老蔵ならもっと感動したかも」としきりに言ってたのですが、そういうもんかなー。

2010年9月17日金曜日

秋の読書会



初秋の、芦屋の空、なう。

今日は、仕事の関係で、年に数回行われる、読者が作家と語り合うイベント@芦屋に行ってました。
運営サイドで参加。

今回はミステリー作家の綾辻行人で、まぁ、言ってみれば全く興味がないし、読んだこともない人なわけで、仕事でないと決して話を聞くことなんてない種類の人なわけです。
でも、不思議と興味深く聞くことができる。
どの作家の場合も、たいがいそうです。
話を聞いたら、その人の本を読んでみたくなったりする。
それはなんでかなぁ、と考えてみた。

やっぱり、作家というのは、ひとつの技術者であるからなんだろうなぁ、と。
作家になるには、センスとか才能とか、たしかにあるだろうけど、職業としてやっていくには、やっぱりそこには技術が必要で、「ことば」の技術を磨く努力をし続けている人の発することばというものは、やはり何らかの魅力を持っているように思う。
そういう人の言葉は、とても魅力的に感じる。

あと、いくら感覚的な文章を書いてる人でも、すごく理性的というか、構築的な話をする人が多い気がする。
だから、ああ、こういうものの見方をして、こういう技術を使うことによって、あれらの作品が作られて行くのだな、と、すこし、作家と作品のつながりが見えるのも、大きな理由と思います。

参加者との質疑応答で、今まで作品を読んだことないけど興味を持ったので参加したという女性が、「先生の作品で、初めて読むならどの作品がおすすめですか」という質問をしていて、周りは、けっこうフリークなファンの中で、こんなかわいい質問を堂々と、しかも締めの場面でできるとは、なんてステキなことなんだ!と、見ていて大変いい気分になったのでした。
この、素直さ。

2010年9月15日水曜日

言葉、について。

今読んでる本。
「回転ドアは、順番に」


「言葉」だけで恋愛ができるか。
歌人の穂村弘と東直子による、短歌と詩の、連歌のような、やり取り。
(メールでの往復書簡を元にして、本を作ったらしい。)

片方の言葉のひとつや、情景のイメージをつなげて、短歌と詩が交互にやり取りされる。
やり取りのうちに、すこしずつ、どんどん恋愛の度合いは増していく。そして、薄れていく。
春に出会って、春に別れるまで。

たとえば、こんなうた。


  目の奥に夜をおさめてやさしかった真昼のことを胸にとかした


巻末の解説の人が、穂村さんのことを、短歌もいいけど、詩もうまい。こんな詩を送られたら女の子はひとたまりもないはずだ。きっとモテるんだろうなぁ、ってなことを書いていて、ふと、「イル・ポスティーノ」という映画を思いだした。
つまんない失業中の男が、亡命中の詩人と出会って、ことばの紡ぎ方を教えてもらい、好きなひとに気持ちを伝えるすべを知り、さらに、生き方も変えたお話。(最後は、かなしいような、むなしいような)

言葉というのは、相手に与えるイメージを変えるだけでなく、その人自身をも変えてしまうような、力があるのかもしれない。
使い方次第で。興味深いなあ。
ちなみに、いろんな情報によると、穂村さんはほんとにモテるらしいよ。

言葉といえば、これも絶品です。



言葉にたいする感覚の鋭さ、というか。
なんてことない日常転がってる言葉も、こんな新鮮におもしろいものだった、なんて。感動もの。
あまりサブカル系の本は大事に思わないんですが、これは家宝級。大ヒットです。
大オススメ。

2010年9月14日火曜日

虹!!!



外出中にイキナリ大雨!!
と思ったら、虹!!!
よーく見たら、6色くらい。ごーじゃす。

付け方例



話題沸騰、晶文社サイバッジ、こんなかんじ。
あまりに自然でカバンの模様みたいでしょ。

じゃあん。

ちなみに、向こう側についてる青いのは、モロッコのタッセルです。
チャームのように付けてみる。



サイバッジが好きすぎて、思わず紹介してしまったのでした。
それだけです。
ではまた~。

2010年9月13日月曜日

手に入れる女



昨日言ってた、晶文社バッジ!
(ほしいと言ったものは、必ず手に入れるオンナさ。)
残り少なめな感じでしたよ。ほしい人は、お早めに~。
私としては、めっちゃいい、と思うんですが。1色に決められなかったくらい。

晶文社といえば、なんか持ってたよな、と思い出してみて、オリバー・サックスの、「妻を帽子とまちがえた男」でした。


ずいぶん昔に読んだけど、とてもインパクトが強かった。
脳神経に障害を持った人たちの、いろんな変わった症状を紹介した本で、表題のように、奥さんを帽子と本気で思いこんで、奥さんを被ろうとした人とか。
普通、の基準が違う人たちの、決して普通でないけど普通の生活、というか。
細かいところは覚えてないけれど、あったかい感じが残ったことは覚えてます。
また読み返してみようかしら。


ところで、さいきんご無沙汰していた、ステキおやつシリーズ。
今日はこちら~。



ナチュラルハウスで売っている、「げんきタウン」という会社が作っている健康おやつです。
ここのシリーズだいすき。
基本、赤ちゃんとか、子供に食べさせる用みたいですが。
味がそっけなくて、でも素材の甘みみたいなのがあって、しっかり歯ごたえもある。
もちろん、食品添加物一切使用していない安心さ。

もう、これが中身もカワイイのさっ!



なんかキホン、動物の顔っていうのが好きらしい。

2010年9月12日日曜日

絶妙なバランス

どうでもいいことですが、ジュンク堂で文庫本を買うと、どうして輪ゴムでとめてくれようとするんですかね。
カバンの中で本が開いてしまって、ページが折れたりしないように、って意味なんでしょうが、たぶん。
ほかの本屋ではあまりないと思うんですが?
毎回、「輪ゴムはいりません」とわざわざ言うようにしていると、顔を覚えられてしまった模様。
でも、輪ゴムなんて読むとき外したら、そのあとどう使うよ。ホントに。

本屋つながりでひとつ。
晶文社が50周年ということで、いろんなところでこじんまりとフェアをしています。
元町の海文堂でもやっているのですが、植草甚一グッズも販売、ってことで、缶バッジとかTシャツも売っていて、中でも、晶文社の、あの、サイのマーク(http://www.shobunsha.co.jp/)のバッジがめっちゃすてき。1個160円くらい。
ああ、ほしい。


話は変わって、こないだ流行り大予想しましたが、その続き。

毎年、冬になるとニットが流行る、って雑誌では言いますが、そりゃ寒くなったら毛糸を着るだろうから当然でしょ、と思いますよね。
ま、そんな中でも、ここ数年は80’s流行りの影響でビックサイズのものが多いですが。
今年は、これがくる!(て言うか、またまた、個人的にはきている!)





気になるのは、アイテムではなく、このサイズ感!!上下のバランス!!!
これだけ丈の短いニットって、新鮮。
80’sキライの私としては、うれしい限り。

そして、この、スカート丈とブーツ丈の絶妙なバランス!





下のふたつは、やっぱりひざ下の長さがある程度ないとキビシイかもしれませんが、ヒールの高いブーツを履くとクリアできるはず。

なんかみんな、ボリュームトップスにレギンスかトレンカ。そしてブーティーって格好ばかりでつまんないでしょう?特にギャルたち。
これくらい崩したバランスの方が、ステキです。
みんな、流行らせましょう。

ちなみに、写真は、ミラノのブランド、アルビーノのもの。
この人、元は建築を勉強していた人です。
おもしろいバランスのものを作る人って、やっぱり建築出身の人多いです。

2010年9月10日金曜日

整体的生活

私がマメにチェックしているロッキン・オンのブログネタで、映画のポスターの、宣伝コピーについて。

とりあえず、このコピーを考えた人、こういうのが宣伝的にプラスだ、このコピーで観たくなる人が増えるだろう、そう思って付けたコピーによって、ゼロならまだしも、「これだけは絶対みない」と、マイナスになることもある。

という話で、たしかに、最近そういうの多いよなぁ、と深く共感したあと新聞を読んでいて発見。
ベビーフード会社の、広告のコピー。

「社長よりもパパになりたい」

ん~…。
上の話とはちょっと意味合いが違いますが、それでもなんだか、「そうでしょ、そうでなんでしょ?」的な意図を感じてしまう気持ち悪さは共通していると思うのですが。
「社長」と「パパ」はこうして比較対照となり得るのか。
仕事と私どっちが大切なの?的な。お金よりも愛、とか?
安易すぎる。

それより、これから読む本を紹介。



野口整体を確立した人の本。
ストレッチポールを使い始めて以来、さらに、自力整体というか、自分の本来持っている体の力を引き出す、ということに興味があります。
ということで、その元祖の言葉を読んでみよう、と。

そもそも興味を持ったきっかけは、この本を読んでから、というのもありますが。
コチラ。



これ、けっこうおもしろいですよ。
人の体には、その人のすべてが現れる、と。
だから、スキンシップ以前にもっと皮膚感覚的な部分、たとえば、初めてのデートで連れて行ってくれたレストランが、趣味に合わなかった、とか、そういうのも続けば、それはもうその感覚を信じて、別れちまえ、とか。
「私の体だけが目的だったのね」とかいう女は、自分の体というものの価値がわかっていないおバカな女なので同様に云々…、とか。
ま、こんな極端なことを大々的に書いているわけではなく、自分の体を大切にし、日々、敏感であれ、ということです。
そのための、指南書。

で、話ははじめに戻って、ブログの筆者も、「もしかしたら、その映画も、観ればすごい良いかもしれないけど、自分はみない」と書いてるわけですが、私も、この皮膚感覚からくる違和感には素直に従う生活を目指しているので、同感。
そもそも私は、「食べ物と男の趣味の合わない人の勧めるものは信じない」を信条としていますが。
ブレのない感覚、でも柔軟でありたいものです。

2010年9月8日水曜日

大予想!



台風ですね。
雨はあんまりでしたが、風がすごいです。

ところで、昨日歪んでいると言いつつ写真を載せたもの、やはり歪んでるのはワケがあり、編み方間違っておりました。ハズカシイ…。
見る人が見ると、わかるハズ。見逃しておくれ。(写真は見直さないでおくれ)
ただいま、編みなおし中です。


ところでところで、台風の後は、ちょっと涼しめになるようですね。
まだまだ冬モノは着れませんが、ワタシ的今年はコレがくる!(というより、私には既にきている!!)大予想。

服のカタチはもう人それぞれって時代なので、最近は、大きな流行りはだいたいが小物系ですが(レギンスとかね)、今年おおいに気になるのは、こちらの首回りのボリューミィなストール。(ネックウォーマーとは言いたくない)


ドレスにニット素材で、カジュアルダウンしてみたり。


シンプルなジャケットスタイルに、ファー素材でエレガントに。


こんなタイトなドレスも、上にボリュームが来ることで、おもしろいシルエットになる。
あと、色合わせで、かなり楽しめるはず。

上の3つはジェイソン・ウーの秋冬コレですが、前に紹介した、ナチュラル系のブランド、American Vintage(http://www.am-vintage.com/)でも、こんなかんじでコーディネイト。





太めできれいな色の糸をお店で見つけてきて、好きな幅でひたすら編んでいき、さいごに編み始めと編み終わりをわっかにとじたら、すぐ出来上がり!
(はじめから輪編みにしてもいいですが。輪針もってないとね)
とじる前に、何回かねじってみたりしてもおもしろいかも。
ゴム編みならちょっとカジュアルになるし、メリヤスなら端っこがくるっと丸まって、自然とかわいいはず。
さあ、みなさん今年はビッグストールを編んでみよう!!
流行るよっ!!!(流行らせたいっ!!)

2010年9月7日火曜日

歪んでますが…



ワンピースの仕上げで力尽きて、長いこと放ってましたが、とりあえず、アラン模様のゲージをとってる最中。
葉っぱみたいな模様は、この写真じゃ見えにくいけど、真ん中にいくつか穴があいてて、むしくい葉っぱ。
こんなんやっけ?と思いながら編んでると、やっぱり若干いがんでるな…。

前身ごろはこの模様で、後ろ見頃は、かのこ編みにしよっかな、と思ってます。
ツイード糸で編むかのこ編みは、思った通りクラシカルで、かわいかった。

そういえば、映画をみました。
「瞳の奥の秘密」。アルゼンチンのです。



バランスよくて、おもしろかった。
いろいろ、んーっ??と思うこともあったけど、さら、っと流して見てしまうものよりも、ひっかかりが多いものの方が、印象深く残るのかもしれないです。
ところで南米の男性は、どうしてお腹が出てもセクシーなのか。
っていうか、腹が出てくるくらいの年齢になってからのほうが、いいよね。

つぎは、「ミックマック」がみたい。
ジャン=ピエール・ジュネのイタズラ映画だなんて。きっと、たのしい。

2010年9月5日日曜日

ボローニャ国際絵本原画展のこと



『2010 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展』@西宮市大谷記念美術館
に行ってきました。
9月に入ってから、美術展が豊富でたのしい。
こちらは、毎年恒例で、もう、ここ10年以上?通ってるかも、です。
年によって、全体の雰囲気が少しずつ違っていて、おもしろい。
個人的にはマンガっぽいものは好きではないのですが、今年は、そういうのがほとんどないなぁ、というのが気になったのと、線が緻密であったり、デザインとして簡略化されてセンスがよかったり、そういうのが多かったようなきがした。
子供が見て、純粋におもしろいと思えるものというよりは、大人のための絵本、っぽいというか。
そう思うと、ゲテモノ系が少なくなって、どんどんセンスが良くなって行ってるような気がするなあ。

絵本の原画は、色が自由で、そこはいつも参考になります。
たまに、ハッとするような色合いのがある。
グレイに近い黒に、緑。ビニールシートのような青。柿の朱いろ。
絵、そのものよりも、色のほうが印象に残ってかもしれません。

ミュージアムショップで買った、今井綾乃さんのマグネット。
ちゃっぴい、やっけ?この犬。お風呂入ったりすんの。かわいい。

2010年9月4日土曜日

秋モノ第3弾

昼間は相変わらずの真夏日ですが、さいきん朝晩は涼しくなってきましたね。
日が沈むのも、気付いたら急に早くなってるし、寝る前のしーんとした時間、遠くから秋の虫が鳴くこえが聞こえる。
ああ、さみしいなあ。
これだけ暑くてまいった、と思っていても、やっぱり夏が終わるのはかなしい。

とか言いながら!着実に秋に向けての準備は水面下で進行中。
じゃあん!




って、なんだか気持ち悪い気がしなくもないが。(足がめちゃデカく見える)
秋モノ第3弾。タイツを買いました。
まえも書いたけど、靴下(タイツも含む)収集癖があるので、ちょっとくらい?なものでも、ふんふん♪♪と手を出してしまうのです。
足元を中心に、服を考えます。

こちらは、東京ブランドの、「spoken words project」のもの。
(サイトはこちら。 ⇒ http://spokenwordsproject.com/
いまだにすごく少人数でやってるアトリエらしく、完全受注生産らしいです。
だから、関西では2店舗しか扱っているお店がないので、名前は知ってても今まで見たことなかった。
商品のタグなんかも全部手書きで、いかにもなかんじ。
テキスタイルがおもしろいブランドです。




こうやって、展示会でモデルが着用してるのを見ても、なかなか手ごわそうなアイテムだ。燃えるなあ。