2011年11月15日火曜日

富山旅行のことなど

とりあえず手始めに、この1月ほどのあいだ何をしていたのかを、つらつらと。

10月のはじめころ、富山の友達宅に遊びに行きました。
久しぶりにサンダーバードに乗った。

これは、宇奈月温泉の少し行ったところにある温泉からみた景色。
ちょうど向かいに、宇奈月発で黒部ダムに向かう、トロッコ列車の線路が走ってます。
今回は、トロッコには乗らなかったけど。
とりあえず、絶景。






あと、富山市民俗民芸村、なるところにも行った。
http://www.city.toyama.toyama.jp/etc/minzokumingei/

はしゃぎすぎて受付のおばちゃんに追い出されたりもしましたが。

移築した古民家のそれぞれに、陶芸や民芸品などを展示しているところです。
柳宗悦とかね、いわゆる民藝というものに関しては、最近まであまりピンときたことなかったのですが。バーナード・リーチとか。
美術品ではないものというのは、位置づけがむずかしい。なにをもって美しいというのか。
どちらかというと、手が届かないほど完璧なものを美しいと思いたいタチなので。

でもルーシー・リーの陶芸を見て以来、多少捉え方が変わったように思う。
人に使われることを前提としたものには、どこか手の柔らかさがある、というか、使われていくことで生じる美しさまでもがすでにそこに含まれているような佇まい、というか、とにかく、好き嫌いはあったとしても、不思議と気持ちになじむものです。
美術品のような、はねつけるような強さは、ない。
そういうものだという、自分なりの理解をもって見ていると、なかなか興味深いエリアでした。

なによりも、建物がよい。
ホンマものの古民家です。




こんな太い梁の家に住みたい…。一部屋しかない家でいいから。


民藝見学のあとは、おされな民藝ショップへ。
富山市内にある、「林ショップ」というお店です。
使える工芸品、つまり民芸品をセンスよく扱ってるお店で、店主さんは、自身高岡銅器の制作もする人らしい。
高岡銅器というのは、富山の高岡で作られている銅器のこと。家の建具など、日本のほぼ100%をこの高岡で作っているらしいです。

ということで、林さんがデザインして、高岡銅器の職人さんが制作したという、銅のねずみ!!


友達みんなで、お誕生日プレゼントに買ってもらったのだ。
意外とずっしり重いのです。
さいこうに、好み。


もうひとつ、けっこう極私的にトキメいたのは、こちら。




友達宅の近くの牧場にいた、羊。
さわりまくり。
背中の毛にボコボコ開いてる穴は、私が指を突っ込んだあとです。
あの毛の密集ぐあいといい、弾力といい、もうなんとも…。
忘れ難い、魅力的な動物でありました。

てことで、羊毛の流れで次回はそろそろ編み物の話でもしようっかな。
なんたって編み物ブログですしね。


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