2011年11月18日金曜日

また、島



1ヶ月の空白期間に、またまた島に行っていました。
前回の豊島と同じく、瀬戸内です。
今度は小豆島。オリーブアイランド!想像以上にすてきな島でした。

オリーブ以外に何があるんだ、ってくらいにしか思ってなかったのですが。
確かにオリーブだらけです。
お土産ものがオリーブ一色なのはまぁ、どうでもいいとして、そして、どれだけがんばってもエーゲ海にはなれないのにエーゲ海色を全面に出したがるのも、まぁ、許すとして、なにが、小豆島すてき、と思わせたかというとですね。


街路樹がとりあえず、普通にオリーブ。
温泉に行くと、石鹸のような必需品の佇まいで、オリーブオイルが置いてある。(オリーブオイルを付けたままお風呂に入らないでください、って、注意書きが貼ってある)
目玉観光スポットのはずのお店が、異様に入り組んだ分かりにくい裏道とかにある。
秋の間、オリーブ収穫祭をずーっとやっている(らしい。ポスターがいたるところに貼ってある)。でもどこで盛り上がっているのか不明。
などなど。
媚びてるようで、ぜんぜん勝手にやってるかんじが、よい。
観光と日常のバランスが、絶妙にユルい気がする。
オリーブも醤油も(醤油も主要な特産品)、あんたらが来なくてもその辺にふつうにあるからテキトウにどうぞー、って感じがするのです。
これはもう私の性格ですが、勝手にどうぞ、と言われると、かなり勝手に楽しめてしまう。
逆に、こういう風に楽しんでごらん、とくると、途端に鼻白む。

上の写真は、エンジェルロードとかって、1日2回潮が引いた時だけ対岸の島に渡る道が現れる、ってやつなんですが、そこをカップルで手をつないで渡ると幸せになれる、なんてシロモノ。
こういうのまるでダメですね。
(気になる人はどうぞ。にぎわってました。)
でも、景色としては、ひじょうに美しかった。
夕暮れ、です。
こういうのは、遠くから眺めるに限る、ね。




オリーブ収穫祭がおそらく催されているらしいところで、収穫祭には参加せず、勝手に収穫してきたオリーブ。




オリーブも、オイル向きと、食べる向きの二手あるようです。品種なんて、ほんとたくさんある。
はじめ知らずに、まぜこぜで採ってしまった。
家で漬けてみようかと思って。
(ちなみに、生の状態で一瞬味わってみたけれど、おっそろしく苦かった)



 こんなかんじに。
オリーブの新漬け、だなんて、初めてでときめく。


あまりに写真を撮らずに帰ってきてしまったのを、ちょっと後悔しています。
せめて、気に入った場所だけでも紹介しようかな、と。


EAT





ここ、いいです。
二日続けてお昼ごはん食べに行ってしまった。
ごはんもデザートもお茶も、とてもちゃんと作られているし、おいしい。
レベル高いです。
空間もすてき。もとは、まちのお医者さんの建物だったらしい。
明るくて、白くて、清潔感にあふれている。
ご夫婦でやっていて、なんかもう、幸せのカタチって感じのお店です。




ヤマロク茶屋





ここは、かなり本気でトキメいた。
老舗の醤油蔵の中を見学できます。体に良さそうな菌だらけ。
何も添加せずに、樽についている菌の力だけで、醤油ができるらしい。
で、その蔵のまえの庭みたいなところでテキトウに(ここポイント)、お茶ができる。
バニラアイスに醤油かけて食べます。
新食感。
とにかく、菌に会うためにもう3回くらいここに来たい!って気分にさせる場所でありました。
雰囲気あります。



あと、寒霞渓の頂上のロープウェイ終点から、ロープウェイは使わずに遊歩道を下っていく途中にある、大師堂という、小豆島霊場88か所の札所のお寺。
洞窟の中にあります。


(これは、ちょっと他のとこから拝借した写真。しつれい)

岩の中に掘ってあるお寺なので、薄暗くて狭くて、神秘的なかんじでした。
いかにも、霊場ってかんじ。

そして、恒例おみくじひいたら、また大吉。



とりあえず、由緒ありそうなところの大吉だけ手元に残しているけど、たまってきた…。

今年はとくに、ほぼ100%大吉な気がする。
また大吉ひくかなーと思って、とりあえずおみくじがあるようなところではひいてしまうのですが。
このアタリ感を、何かほかのものに回すことはできないものか…。
他のくじ運に関しては皆無なんですがね。何なんだろう。

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