2011年5月29日日曜日

夏のかぎ針小物

けっこうな台風ですなー。
神戸は久しぶりの、本格的な雨風です。
部屋から眺めていると、あれ?こんなに緑が濃くなってたっけ?と思った。
雨に濡れて、植物の緑がより濃く見える。


ところで、このくらいの季節になると、本屋の手芸コーナーではカゴや小物の本が俄然目立つようになります。

洋服を編むのは大変でも、小物なら手軽そうだしカワイイし、って、夏に向けて編んでみたくなるでしょ?って感じなんでしょうか。
わからんでもない。
カゴとかね、雑貨やさんで見ると、自分でも簡単に編めそうな気がしますもんね。
確かに、基本がわかっていると、その応用で編めちゃいます。
でもその辺がまったくわからなくて編み始めると、ちょっと難しいかも。
まず、カギ針編みの基礎、みたいな本を買って、それを片手に挑戦することをお勧めします。




毎年、いろいろチェックしてきた中でも、かなりカワイイし、作品数も充実しているというのが、この本。


ハマナカの、「エコアンダリヤ」という、シャカシャカした荷物ひもみたいな糸を使う、小物の作り方が載っているのですが、ほんとどれも作りたくなるかわいさ。
アートワークもかわいいし、なにより、作品の色合いがおしゃれ。
本としてセンスがいい。
こういうのって、作品の形はどの本でもさほど違いがないから、ちょっとしたところのセンスでだいぶ買う気に差が出ます。



たとえば帽子でも、こんなエレガントなものから。



こんなキュートなものまで、いろいろ。




カバンも、定番のマルシェバッグだけでなく、こんなものや。




小物も、おさいふとかパーティーバッグも。



いいですよー。
基本を編める方にはほんとお勧め。
雄鶏社から出ているんですが、雄鶏社いつのまにか倒産してたんですよね。
かわいいの多かったのに。
今は、元社員の人がまた手芸本の会社を作っているようですが。
三國万里子さんの本を出してる。



で、かぎ針の小物で、わたしの大好きなブランドが、「Lorenza Gandaglia 」。
破格のステキさです。
イタリア人の女性が手作りしているブランドなのですが、彼女はファッションの専門教育はいっさい受けておらず、おばあちゃんから習ったかぎ針編みで、独自のセンスのバッグを作っています。

何がどう違うのか、編み方なんてほんと普通の細編みだったりネット編みだったりするのですが、もうどこに置いてあってもぱっと目を引くものがある。
こういうのを、もって生まれたセンスというのかなぁ。


今シーズンのものから。







この、リボンのクラッチシリーズなんて、実物ほんとに素敵です。






さいごに、私の10年来愛用の品を。


夏になるのが、毎年楽しみなくらい、すき。

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