2010年6月26日土曜日

12月くん



ずいぶん前に、行きたい!と言っていた「ドゥシャン・カーライの超絶絵本とブラチスラヴァの作家たち展」@滋賀県立近代美術館 行ってきましたあ~。

相変わらずの梅雨大雨の中、最寄の瀬田駅まで家から2時間半…。これで中途半端ならどうしてくれよう…、と思いつつ。

が、しかしっ。予想外に素晴らしかったです。予想もできないような色使いで、繊細な線でぎっしり変な生き物が描き込んであって、でも全然ごちゃごちゃしてなくて夢があって、子供や動物はみんなどこかふてぶてしく無表情で全然可愛くなく、なんとなくさみしくて気持ち悪くて、大満足。
記念切手のデザインもしているらしく、こちらも素晴らしかったです。

一番気に入った原画が、日本で絵本として新装出版されてたので、ミュージアムショップで買いました。「12月くんの友だちめぐり」。

こちら、主人公「12月くん」なぜか、あたまに鳥の巣箱をのっけている。12月を治めるのがしごとなので、鳥が寒くないように?

この12月くんが、他の月がどんなのか知りたくなり、3月と6月と10月に会いに行くお話。

春に、遠くからやってくるツルやコウノトリ。

そしてこれは、10月くん。こがねのひまわり色の服を着て、しゃれたリンゴの帽子をかぶっている。

私も10月生まれなので、10月くんがおしゃれで、ちょっとうれしい。リンゴの帽子ほしいなぁ。

滋賀県立近代美術館は、なんか文化ゾーンみたいな中にあって、日本庭園や茶室、図書館が、みどりの中に点在している、とてもステキな場所でした。茶室で日本庭園を眺めながら、お抹茶と和菓子をいただいて、ご機嫌で帰ったのでした。さようなら~。

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