2010年11月4日木曜日

冬支度

あまりにもこの1ヶ月ほど、寝ることのみに集中する日々だったので、季節が変わったというのに服装や髪形を切り替えるエネルギーがなく。
さすがに飽き飽きしてきたので、そして、そろそろ元気になってきたので、気分転換がてら久しぶりにパーマをあててみました。
イメージは、1920年代風クラシカルなカールヘアー、深めの帽子が似合いそうな、というものでしたが。
どうかな。
でも毛先がフワっとしてると、ニットが似合うような気がします。

ということで、新作の構想を。
先日紹介した、ベルクリヤーン、「トラディティオ」の、1408番のゲージをとってみました。

かぎ針5号で、2目方眼編み。

そして、棒針4号で1目ゴム編み。


違う編み目を並べてみると。


ね、かぎ針と棒針で、全然違うでしょう。
この方眼編みがキレイだったので、この糸を買ったのだ。
編んでみて、赤がなんかで見た赤だなぁ、と考えていたのですが、「紅ショウガ」の赤、でした。ホントそんなかんじ。


はじめ、展示会でサンプルに作られていたチュニックのようなものをアレンジして作ろうかな、と思っていたのですが、おかあさん用に、ベストのようなものを作ることに決定。

方眼編みの身頃に、オフタートルでかなりたっぷりめの襟を、棒針でゴム編みします。
袖なし。
裾もゴム編みで。
同じ糸で全然模様が変わるので、かぎ針だけで編んでしまうより、こういう組み合わせもおもしろいかなぁ、と。

あいかわらず、かのこ編みが編んでも編んでも進まず若干あきてきたので、違う糸にさわりたくなってゲージを編んでみただけなので、実際編みはじめるのは先の話ですが。。。


ところで、編み物の世界にも、専門の雑誌があります。
ニットデザイナーの人が、季節ごとの新作の糸を使って、新デザインを提案。この糸使って編んでね!っていうメーカーの思惑たっぷりのもの。
言っちゃあ悪いけど、たいていめちゃダサで、まぁ、おばちゃん以上おばあちゃんをメイン対象としたビジュアルがほとんど。
だから立ち読みはするけど、買うことなんてないのですが。

今回の「毛糸だま」は、驚きのかわいさで、思わず買ってしまったのでした。
ちょっとだけ紹介。



アラン模様など、伝統柄が既製服でも流行っているのをうけての、この特集。
たぶん、パターン的には20年前くらいに流行ったものとさほど変わらないんでしょうが、見せ方が普通のファッション誌並におしゃれで、これなら、手編みでニットを作ってみたい!と思う人もいそう。





手編みならでは、ですてきだなあ。
こういう伝統柄のは、既製服はうすっぺらかもしくはごわごわで、やっぱり手編みがかわいい。

かわいいビジュアルに混ざって、これぞ日本ニット界の伝統柄。


ご存知、ニットの貴公子広瀬センセイ!出たあ。おかまじゃないのよ。(あ、おばちゃま怒らないで)
いい人です。
一緒に写真撮ってもらったことあります。
編み物テクはもちろんすごいです。
でもね、若いコは着ないさ、こういうデザインは(こっそり)。

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