2011年6月20日月曜日

芸文センターで落語


またまた落語に行ってまいりましたあ。
春風亭昇太落語会@兵庫県立芸術文化センター

芸文センターは、コンサートや何やかやで何度も足を運んだことがありますが、ほんと雰囲気がいい。
近所にある気軽さと、でもどんなジャンルでも、ちゃんとしたものがちゃんとした環境で見られるクオリティに対する信頼感みたいなので、なんか、どこのホールともちょっと違う空気が感じられるような気がします。
客層も、なんとなく良いような気がする。
朝日新聞の週末の別刷りで、佐渡裕が取り上げられていましたが、あの人すごいですねえ。
芸文センターも、稼働率90%以上で、奇跡の成功だそうです。
ノウハウが絶対的に必要なんでしょうが、お金儲けの前にまず、理念とか理想とかがはっきりしてないと、大きな事業は成り立たないのだなぁ、と深く思った。そして、それを継続して抱き続けること。



で、落語です。
テレビやドラマで見る昇太さんのイメージそのまんまで、あっけらかんと自分大好き、みたいな、全編通してひたすら笑える楽しいものでした。
「ちりとてちん」なんて筋も全部知ってる古典でも、全く初めてみたいに「これからどうなるんだろう?」って見れてしまう。
落語はほんと聞かせる以上に見せる芸だなぁ、と。

まくらの話が、あまりにどうでもいい世間話が次から次へと出てくるのには、いちばんキャラクターを感じた。
志の輔さんとか、どうでもいい話っぽくても、でもちゃんと作ってるって感じがするもん。

再来週はまたまた立川談春独演会再びっ!
人情ものを見てみたいっ。

0 件のコメント:

コメントを投稿