2011年6月22日水曜日

外国モノ


Zoe Mellorという人の、ニット本をアマゾンで買いました。子供服です。
どっかでニッターをしている人のなんかのブログで写真が載っていたのを見て、あまりにかわいかったので調べてみると、アマゾンで、洋書なのに、しかもハードカバーなのに700円と驚きのお買い得価格に驚いて、思わず2種類も購入。

町の糸屋さんでは、「洋書のニットを編む」という講座がわざわざ開かれていたりするくらいなので、英語の専門用語を解読しながらは難しいのかなぁ、とも思ったのですが。

しかし。
これが、案外なんとなくわかるものなんですねえ。
それはたぶん、さほど複雑なパターンのものがないから。
うちの先生が良く言うのは、外国人(西欧系)は体格がしっかりしてるから、太くて重い糸でずっしり編んだセーターでもぜんぜん気にせず着れるし、だから細かい寸法とか調整とかの製図上のことも、大雑把でぜんぜんいけてしまうから、とにかくざっくり編むだけ、みたいな。
だから、形はまあ普通です。
たぶん、オトナものも子供ものも総じて。



そしたら子供ニットの何がそんなにかわいいのか、というと、もう、色使い!!そして、模様!!!









この可愛さ…。ため息ものですわ。


日本でも、子供用のニット本はいっぱい、それこそほんといっぱい出ているのですが、どれもこれも同じようなのばっかりで、なんかぼんやりパステルカラーで、全く作りたくなるようなものがない。
編みやすそう、とかいう基準でしか見れないものが多いです。

上のウェアなんて、どれも編み方はいたって普通なのに、ものすごく垢ぬけてる。
ちょっとした発想の違いというか色合わせの違いだけのはずで、いったいどこがその分かれ目なのか悩むところです。
とても参考になる。
市販の子供服も、やっぱりフランスのメーカーのものとか抜群にかわいいですもんね。

ちなみにこの本で使われている糸は、イギリスのローワンがメインみたい。
どちらかというと、パステルカラーでもニュアンスのあるちょっとくすんだ色みで作るメーカーなので、子供服を編んだら、どことなく洗練された感じになるのかも。

使う糸も、だいじですね。
子供の普段着だからって、安いアクリルが混じったようなもので編む人もいますが、子供用だからこそ、いい糸で、いい色で作るべきだと思います。
そういう服を着た記憶って、ぜったい残ると思う。少なくとも、私はそうなので。





もう1冊は、靴下ばっかりの本です。


こちらも、激震のかわいさ。
見てるだけでたのしくなります。





お子さんがいる人には大おススメの本です。
アマゾンだったら安いよー。
他ので調べると、普通に洋書価格で4000円くらいしてました。

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