2010年10月14日木曜日

ハッピーについて





おはようございます。
14日がついに来ました。また、ひとつ歳をとることになります。
って、つまり、今日はわたしの誕生日。
腸が弱っているので、ケーキもステーキも(普段から食べないけど)いらないので、代わりに、奈良から吉野葛のおいしーのをたっぷり取り寄せることにしたのだ。
うれしいなあ。

そして写真は、最新2011年春夏コレから、大好きなルックを。
上は、クレメンツ・リベイロ。そして、下はアーデム。
春になると(って、また半年ほど季節はずれてますが)花柄が着たくなるものですが、冬の寒い日に、毛皮のコートの下にこんな花柄の洋服を着てみたりすると、かなりハッピーでいいと思う。冬こそ、明るい柄、ね。

ハッピーつながりのはなし。
先日、大貫妙子のラジオのゲストが、フリーダイバーの篠宮龍三という人だったのですが、すごい興味深い話をしていて、印象に残った。
この人のことは全然知らなかったのですが、素潜りで水深100メートル以上という、ジャック・マイヨールを超える記録を持っていたり、水中で息なんて、8分くらい止めていられるらしい。すごい。

で、この人が、酸素がない世界(水中)にいるとき、「ああ、これで息をしないですむなあ」と思う、と言っていたのです。
人間がいろんな現象を「良い、悪い、しんどい、つらい」等感じる以前に、そもそも存在するすべてはニュートラルなものであり、それを「感じる」人間が、物事を規定してしまう。
人間の脳はほとんどが使われていない状態で、その範囲でものごとを規定してしまうことで、いろんな不可能は生じるわけで、本来人間は、自分でも知らないような潜在能力を、もっと発見できる生き物であるはず、と。
「息をしないと、苦しい」という思い込みからの解放が、水の中での不可能を、可能にする、と。

まぁ、本来持っている能力という部分もあるとは思いますが、この考えかたは、以前、どっかのお坊さんも言っていて、普通の人が体験できないような部分に身を置いている人というのは、神様のいる世界であれ水の中であれ、何万人もを前にしたミュージシャンであれ、どこか共通してそういった精神性に向かうものなんだなぁ、と、すごく興味深く思ったのでした。

できないと思うことが、できなくする。
無限の可能性、というか。
ハッピーな話ではないですか。
私の、そしてみなさんのこれからに、無限の可能性が広がりますように。

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