2011年3月1日火曜日

篠山小旅行


週末に、篠山に行ってきました。
黒豆の里。
そして、蕎麦の里。
そしてそして、だいぶワルい猿がうようよいるらしい里。花火を使うのねー。

なぜ篠山かというと、ルーシー・リー展からの流れがありまして。
あまりの素朴な美しさに、この興奮冷めやらぬ間に他にもいろんな陶芸をいっぱい見てみたい!となり、それなら、かつてハンス・コパーの企画展もしていて、バーナード・リーチの作品なども多数所蔵している、兵庫陶芸美術館でしょう、ということになったのです。
で、そこまで行くのなら、篠山まで!と。

ほんとはもっと前に行く予定をたてていたのですが、週末に大雪が降ったりして、延期の延期で、この週末になったのでした。


お久しぶりに登場。浮かれ写真。ゆるして。
篠山の中心部。篠山城跡のお堀と石垣。

さいきん篠山は、神戸や大阪から車で1時間くらいで来れるということで、お城の周辺の古い建物を改装した、おちついた雰囲気のおしゃれなお店とかが増えているようです。
お城周辺には武家屋敷がたくさん残っていて、街並みがわざとらしくなく自然と古ぼけていて、田舎くさくて、まるで街全体が田んぼのあぜ道みたいな、おもしろいところです。
行った日は、法事かなにか黒い服の人だらけで、その違和感もなんだかおもしろかった。

ライフスタイル型というのでしょうか。衣食住の提案を、街からの視点でなく、郊外からの視点で発信していくような人たちが、グループを作って活動したりしてるみたい。
そこに住むことで見える、地元の良さを活かした活動というか。
今のご時世、売り上げとかはネット販売でどうにかなりそうで、そう考えると、どこに住んでいても、自分の望む、理想的な暮らしというものは作ることができるのだなぁ、と、最近、こういう郊外の居心地のいいお店とかに行くと、よく思う。
まぁ、街暮らしのようなおしゃれさ、っていう要素がないと成り立たない感じが、ちょっと限界を感じるところでもあります。
どこもステキな空間なんですけどね、でも篠山にいるのかどこにいるのか分からない感じになる。
街にあってもおかしくない、っていうか。
街では絶対できないけど、今までの田舎にもなかった、っていうような空間を、見てみたい。




そんな篠山中心部の中でも、かなりのレベルでステキなお店が、こちら。





食べログ貼っておきます。
あんまり情報口コミされてないけど。
篠山に行くことがあれば、ぜひ!

ステキなハコに、センスのいい内装。
おいしい中国茶。いい音楽。
薄く差し込む自然光。
かなり、いいです。



金柑のパウンドケーキ。かわいい。





ところで、本題の兵庫陶芸美術館。


こちらも、建物の、石と木とガラスの配分がとても落ち着く、よい建物でした。
ガラス張りの一角に、景色を見ながら休憩できるように、みずいろのソファーが置いてあったり。
今の展示自体は、さほど惹かれるものはなかったのですが。

篠山、たまにはいいですよ。
お蕎麦もおいしーし。
あ、あと、「小西のパン」の黒豆パンはさいこうやった。

0 件のコメント:

コメントを投稿