2010年8月12日木曜日

ブリューゲルの版画



いま、とても気になる展覧会。
「ベルギー王立図書館所蔵 ブリューゲル版画の世界」。
現在、Bunkamuraザ・ミュージアムでやってますが、10月末から、美術館「えき」kyotoにやってきます。

16世紀、ネーデルランドの版画家。
世相を風刺した作風で、当時の、マスメディア的な役割を持っていたような。
普通に、農民とか町人の暮らしぶりとかをコミカルに描いてもいる。

風刺する意味で、いろんな空想の生き物を登場させて、それがまた奇妙というか、不気味な動きをしているのですが、たとえばこんなん。











ああ、きもちわるい。
でも、おもしろい。どんな脳みそしてるんだ。
どうも私は、こういう、超緻密で皮肉に満ちた作風に、どうしても惹かれるようです。

秋は、たのしい文化行事がいっぱいで、いいねー。
って、最近、秋の話ばっかりしてるかも。

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