2011年2月8日火曜日

掘り出しモノ発見

ビンテージが、なにより好きです。
どこに行っても、目に付いたらとりあえず手にとってみます。
洋服に比べて靴とかバッグの方が丈夫だから、よい状態で残っているのも多いのでは、と思いそうですが、案外、布よりも皮やビニールの方が湿度や温度の加減で保管がうまくできていないものが多く、状態をよーく見て値段と天秤で考えてみると、あえて買うほどではないかー、ってのがだいたいです。
勢いで買っても、すぐダメになったり。
まぁ、ブランドとして、残ってるだけで価値のあるようなものは、別ですが。
日常に使えなくてもいいからほしい!みたいな。
でもそうなると、今度はべらぼうに高価になりますしね。あまりリアルでないです。

で、今回なにの話かと言いますと、OLD COACHのバッグの話です。
掘り出し物を発見したのだっ!!


なぜわざわざ「OLD」と区別しているのかというと、コーチが、1962年にボニー・カシンというデザイナーを迎えて売り出したものを、ほかの時代のコーチのバッグと区別してこう言うのです。
当時、映画「王様と私」で衣装デザインを担当して一世を風靡していたボニー・カシンは、次々と斬新なデザインのバッグを作りだし、コーチを、バッグのブランドとして不動のものにします。


当時の広告。


いまのコーチとぜんぜん違うねー。




今では普通にいろんなところに使われている、この、クリップ式の金具を発案したのも、ボニー・カシンだそう。



当時のコーチは、もちろんすべてmade in NYの手作りで、科学薬品など一切使用しない天然皮革を使っているので、作られたころからすでに50年は経っているのに、びっくりするくらい皮がやわらかでしっとりしてる。そして、縫い目がしっかりしてる。
色もきれい。



この、まるみがもう、なんとも。。かわいい。。。

今は、復刻版としてクラシックコレクションを発売していますが、中国製ですしね。
このミニボストンの型は、出してるのかなあ?見ないな。

そもそもコーチは、90年代ころまでは品質重視すぎて、いかにも機能的なアメリカ製ってかんじでダサかったし、最近はキャンパス製の、いっぱいシグネチャーがごたごた書いてある、これまたダサい安物まがいで、まったくほしいと思ったことなかったのですが、OLD COACHは別モノです。ステキすぎる。
しかも、もともとがそんな高価なものでないので、ビンテージとして売られても、ものすごいお得感のある値段設定。
いろいろ見てきたけど、この品質でこの価格はないなぁ。
余計に今のコーチなんて買う気がしなくなるなぁ。

ということで、OLD COACH、見かけたら買い!ですヨ!!
ちなみに、私は神戸のビンテージアクセサリーのお店で買いました。
コスチュームジュエリーが、びっくりするくらい揃っているお店です。状態も、とてもよい。
この春はレースの洋服が流行りますしね、ちょっとレトロなコスチュームジュエリーでおしゃれしてもいいのでは。

お店情報はコチラから
  

Vintage Costume Jewelry JeJe http://www.jeje-web.com/index.htm) 

写真もキレイなので、見てるだけでもたのしいよ。 

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