2011年4月28日木曜日

連休のたのしみ

金曜日から、いよいよゴールデンウィークですな。
お天気もまぁまぁ良さそうで、いろいろしたり、あちこち行ったり、あれこれ作ったりするつもり。
遠くまで旅行に行ったりもいいですが、小さなやりたいことをいーっぱいできるお休みっていうのも、しあわせでよいですね。

で、この休みに読みたくて置いてる本が、これ。


ボフミル・フラバル 著 『わたしは英国王に給仕した』
池澤夏樹が編集する、世界文学全集のなかの1冊です。
映画「英国王給仕人に乾杯!」の原作。

映画が公開されたときに非常に気になっていたのですが、結局観れず仕舞いで、それきり忘れていたのですが。
チェコの作家です。
チェコってだけで、まず惹かれる。ミラン・クンデラすき。
そして、怒涛のほら話って紹介にも、食いつかずにはいられない。

なんとなくですが、やっぱりお国柄ってあると思います。
それは、国自体が乗り越えてきた歴史によって形作られた、国民の物事の捉え方みたいなものかなあ。
チェコは、まぁ非常に大雑把な言い方ですが、政治的に過酷な状況が長かったから、どこか皮肉が強いというか、笑いも一筋縄ではいかないようなイメージがある。そのかわり、全てそんな感じに笑い飛ばしてしまえる、というか。
ま、チェコの知り合いもいないし、行ったこともないので、あくまで「ブンガク」イメージでしかないですが。

この、極私的「ブンガク」イメージのランキングでは、南米、ロシアに次いで、チェコに魅力を感じるわけです。


そしてブンガクイメージ第1位の南米モノではこちら。


アルゼンチン、 Carlos Aguirre Grupo(カルロス・アギーレ・グルーポ)の、「Rojo」というアルバム。
アルゼンチンは、南米の音楽の中でも独特なものが多くて、おもしろい。
土着的な部分と、最先端の部分と、ヨーロッパ伝統のクラシックな要素と、全てが混ざりあって、聴いたことのないようなものが作り出される。
以前に紹介したリサンドロ・アリスティムーニョ も、アルゼンチンの人です。
(コチラ ⇒ http://hakusen-moko.blogspot.com/2010/06/blog-post_23.html



この人のアルバムは、アートワークも凝っていて、これは2枚目のアルバムなんですが、中身はこんなの。






ひもで繋がってるんですねー。
おしゃれ。


そしてここにも注目。


ケースの中に、葉っぱが入っているのだ。
すごいセンス。

音楽も、入れ物に負けず劣らずハイセンスでハイクオリティです。
連休はこれにきまり。


みなさんも、よい連休をお過ごしください~。
とうぶんこのブログもお休みです。
お休み明けにお会いしましょう!!
では。

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